砂漠を走行、トヨタ5大陸走破プロジェクト-アフリカ編

トヨタ5大陸走破プロジェクト、アフリカ大陸を攻略し計10万キロを走破…残すはアジア大陸

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トヨタが2014年にスタートさせた「5大陸走破プロジェクト」は先月、南アフリカのダーバン工場でゴールを迎え、4大陸目となるアフリカ大陸走破を完了させた。残すはあと1大陸。2019年春に中東でスタートを切る。

49日間に渡ったアフリカ大陸走破ではスズキ、日野自動車、トヨタ車体のメンバーを含む合計76名がタスキを繋ぎ、10,609kmを走破した。第一陣は8月27日から9月20日に渡ってタンザニアやジンバブエなど5カ国を、第二陣は10月9日から11月1日に渡ってナミビアや南アフリカ等3カ国を駆け抜けた。

深い凸凹、尖った石、波状路、砂漠等の様々な過酷な未舗装路が、これまでに思い描いていた信頼性や耐久性、乗り心地といった概念を揺さぶる。舗装路と言えども、ここは日本ではない。ポットホール(アスファルト表層がはがれて出来る穴)は当たり前のように存在する。

ポットホールを避けて走る、トヨタ5大陸走破プロジェクト-アフリカ編

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5大陸走破プロジェクトは、TOYOTA GAZOO Racingの一環として、トヨタや関連会社の従業員が自らステアリングを握り、世界中のユーザーが日常的に使用する道を実際に走り込むプロジェクト。世界の道を知り、チームとして多くの課題や困難に解決策を見出す経験の中で、デスクワークやテストコースでは得られない知見を得る事を目的としている。

2014年のオーストラリア大陸を皮切りに、2015年に北米、2016年には南米へと飛び、2017年はヨーロッパ大陸、そして今年アフリカ大陸走破を成し遂げた。延べ556人の国内外メンバーが参加し、合計99,600kmを399日かけて走破した。

大陸 距離 日数 特徴
2014 オーストラリア 約20,000km 72日 砂漠や悪路などの過酷な道
2015 北米 約28,000km 109日 夏季と冬季。デスバレーなどの酷暑地や、アラスカの寒冷地
2016 南米 約20,000km 84日 熱帯の泥濘路や、標高5,640mの高地山岳路
2017 ヨーロッパ 約21,000km 85日 欧州車と比較。走行データの収集・分析を強化
2018 アフリカ 約10,600km 49日 未舗装路、高地山岳路、サファリ、砂漠

豊田章男社長が「良いクルマをつくるためには、もっと、世界の道を知る必要がある」と語るように、参加したメンバーからは「日々の業務に生きている」、「クルマづくりへの責任を再確認」…など、現地で得られた知見と意欲が芽生えてきているようだ。

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