ダニール・クビアト、昨季スパ以来の好成績で2戦連続入賞「結果にも自分の走りにも満足」
F1第9戦トスカーナGP決勝レースに挑んだアルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトは、昨年の第13戦ベルギーGP以来の好成績となる7位でフィニッシュし、イタリア2連戦を共に入賞で締め括った。
12番グリッドからスタートしたクビアトは、1周目の混乱をくぐりぬけて3ポジションアップの9位に浮上。その後の度重なるリスタート時にもポジションを落とす事なく、ライバルの脱落によって更にポジションを上げていき、フェラーリのシャルル・ルクレールを6.589秒後方に抑える7位でチェッカーフラッグを受けた。
順位 | ドライバー | チーム | 周 | タイム | 点 |
---|---|---|---|---|---|
6 | ノリス | マクラーレン | 59 | +18.883s | 8 |
7 | クビアト | アルファタウリ | 59 | +21.756s | 6 |
8 | ルクレール | フェラーリ | 59 | +28.345s | 4 |
フランツ・トスト代表はこの日のクビアトについて「見事なパフォーマンス、そして仕事ぶりだった」と掛け値なしに称賛。テクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンは「タイヤマネジメントを行いながら必要に応じてプッシュし、終始ポイント圏内を守る走りを披露してくれた」と評価した。
2戦連続入賞「結果にも自分の走りにも満足」
ダニール・クビアト決勝: 7位, グリッド: 12番手
今日は肉体的にも精神的にも本当に難しいレースだったから、チームとしてミスをしなかった事を心から誇りに思っていいと思う。最高だった。今日はポイントを獲得する事が重要だったから結果にも自分の走りにも満足してる。
赤旗が2度も出る難しい状況にあっても、チームは戦略的に正しい判断を行い、見事な仕事を果たして見せた。僕らの後方の連中は大混乱だったけど、逆に前の連中は比較的安定していた。チャンピオンシップでのポイント差を縮めるという意味でも、7位は本当に満足できる結果だ。
9月13日(日)にムジェロ・サーキットで行われた2020年F1第9戦トスカーナ・グランプリ決勝レースは、度重なるクラッシュにより2度の赤旗中断を経て、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がポール・トゥ・ウインを飾り、2位にバルテリ・ボッタス(メルセデス)、3位にアレックス・アルボン(レッドブル・ホンダ)が続く結果となった。