赤色のソフトタイヤを履いてレッドブル・リンクを走行するメルセデスW11、2020年F1オーストリアGP初日フリー走行copyright Daimler AG

速報:黄旗無視のハミルトンに3グリッド降格、レッドブル・ホンダが最前列に / F1オーストリアGP

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F1オーストリアGPのスチュワードは決勝レース開始を40分後に控え、予選2番手のルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)に対して3グリッド降格と2点のペナルティポイント(累積5点)を科す裁定を下した。

これによりレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンはフロントロー2番グリッドに、アレックス・アルボンは4番グリッドにそれぞれ繰り上がる。

土曜の予選Q3では、バルテリ・ボッタス(メルセデス)がグラベルへと飛び出したためにコース上にイエローフラッグが振られた。これに際し、その後方を走行していたハミルトンが減速を怠った事が確認されたが、マーシャルポストで黄旗が振られる一方、グリーンライトパネルが点灯していた事が明らかとなった。

ドライバーに対して相反する2つのシグナルが表示されていた事が考慮され、スチュワードは本件を不問とする決断を下し、ハミルトンの2番グリッドが一旦確定したのだが、レッドブル・ホンダからの要請を受けて、決勝を目前にしたオーストリア現地時間13時45分から審問が行われ、前日の裁定が見直される事となった。

審問には新たな映像証拠が提出された。国際自動車連盟(FIA)の発表によると、これにはターン5のコース左側のライトパネルが黄色に点滅している様子と、マーシャリング・セクター9の終わりのライトパネルがグリーンに点滅している様子が収められていたという。

スチュワードはこれらの事実を考慮して、前日の決定を取り消してFIA国際スポーティングコード付録Hの第2.5.5.5.1.bへの違反があった事を認定し、ハミルトンにペナルティを課すことを決定した。

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