カーリンの角田裕毅
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見よ、これが18インチ時代のフォーミュラだ! FIA-F2選手権テスト画像ギャラリー

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2021年のF1タイヤ大口径化に先立って、今季より18インチが導入されるF2世界選手権。そんなF2の開幕前バーレーンテストが3月1日にサクヒールで開幕を迎え、砂漠の砂が路面覆うバーレーン・インターナショナル・サーキットに、扁平タイヤを履いた新しい外観のフォーミュラカーが降り立った。

今や少しスポーティーな仕様であれば、スポーツカーでなくとも18インチを履く市販車は珍しくなく、市場の流れに沿う形で、F1は2021年シーズンより18インチを導入する。ピレリは今年一年を使って鈴鹿やポール・リカールなどでプライベートを実施するが、これと並行してF2に1年先行で導入し、ノウハウと知見を集める。

現在のF1は外径670mmの肉厚タイヤに13インチホイールを履いているため、18インチを履いたF2マシンの外観には新鮮な印象が漂う。恐らく好き嫌いが分かれるところだろう。

トライデントの佐藤万璃音
トライデントの佐藤万璃音

プレマレーシングのミック・シューマッハ
プレマレーシングのミック・シューマッハ

MPモータースポーツの松下信治
MPモータースポーツの松下信治
MPモータースポーツの松下信治

トライデントのロイ・ニッサニー
トライデントのロイ・ニッサニー
トライデントのロイ・ニッサニー

HWAのアルテム・マルケロフ
HWAのアルテム・マルケロフ

カーリンの角田裕毅
カーリンの角田裕毅

一年先行での18インチ導入は、F2ドライバーにとっても大きなチャンスとなりうる。2021年のF1はドライバーマーケットに地殻変動が起こる可能性があり、もともとシート獲得の望みが大きいが、新時代タイヤの経験値は将来有望な若手の可能性を更に押し広げる事になるだろう。

初日午後のセッションではチャロウズの新人、ペドロ・ピケがトップタイムを記録。MPモータースポーツの松下信治が2番手、カーリンのユアン・ダルバラが3番手に続いた。ダルバラのチームメイト、角田裕毅は10番手、プレマレーシングのミック・シューマッハは11番手という結果だった。

F2バーレーンテストは3月1日(日)から3月3日(火)までの3日目に渡って行われる。1日は午前11時45分から午後2時15分までの午前セッションと、午後5時15分から午後7時45分までの午後セッションに分けられる。各チームにはハードおよびソフトコンパウンドが支給される。