Courtesy Of Red Bull Content Pool
鈴鹿サーキット、台風19号によるF1日本GPへの影響の可能性を認めるも「”現時点”では予定通り」
台風19号(ハギビス)によるF1日本GPへの影響が懸念される中、鈴鹿サーキット側は、今後の台風の進路によってはイベント内容や開催時間が変更される可能性を認めつつも、8日(火)19:20現在、変更が決定している事実はないとした。また、FIA国際自動車連盟側からも特に発表はなく、現時点では予定通りに実施される見込みだ。
“大型”で”猛烈”な台風19号は、8日(火)午後には中心気圧900hPa、最大風速60m/s、最大瞬間風速85m/sにまで発達することが予想されており、3連休の日本列島に大きな影響を与えるものとみられている。F1日本GPは11日(金)から13日(日)まで開催されるため、延期や中止・開始時刻の変更など、影響を受ける可能性がある。
ただし、当初の予報よりも早い段階で進路を東寄りへと変える見込みであるため、グランプリそのものが中止されるような事態に至る可能性は減少しつつあるものと考えられる。8日(火)午前の予報では、予選開催日の12日(土)に紀伊半島沖を通過し、その後、関東地方へと進む見通しとなっているため、3回のフリー走行及び、予選セッションはウェットコンディションとなり得る。
グランプリへの影響レベルが低くなりつつあるとは言え、進路や接近のタイミングがハッキリとは定まっておらず、引き続き厳重な警戒が必要な状況であり、今後、イベント内容や開催時間が変更される可能性は十分にあるため、常に最新の情報を元に行動されたい。