フォーミュラE新型「Gen3」スペック比較表、先代「Gen2」とどれだけ違う?
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FIAフォーミュラE世界選手権の次世代マシン「Gen3」がお披露目された。シリーズは2023年のシーズン9より導入する「Gen3」を史上最速、最軽量、かつ最もパワフルで効率的と称する。新旧マシンのスペックをまとめる。
全長は183.8mm、車高は40.1mm、全幅は100mm短く、全体として小型化された。俊敏性に影響を与えるホイールベースも129.5mm短くなった。最小重量も60kg軽く、史上最軽量との文句に相違ない。
最大出力は現行の250kW(335馬力)から350kW(470馬力)へと1.4倍に引き上げられ、 前後2基のパワートレインの搭載によって最大回生電力は250kWから600kWへと2.4倍に向上した。最高速度も現行の時速280kmに対して320kmと、初の大台に乗った。
仕様 | Gen3 | Gen2 |
---|---|---|
全長 | 5016.2mm | 5200mm |
全高 | 1023.4mm | 1063.5mm |
全幅 | 1700mm | 1800mm |
ホイールベース | 2970.5mm | 3100mm |
最小重量 ドライバー含む |
840kg | 900kg |
最大出力 | 350kW(470馬力) | 250kW(335馬力) |
最大回生電力 | 600kW | 250kW |
エネルギー回生 | 40%以上 | 約25% |
最高速度 | 320kmh | 280kmh |
パワートレイン | フロント・リア | リアのみ |