ドライバーズパレードに参加するF1ドライバー達、2021年10月24日F1アメリカGP決勝レースにて
Courtesy Of Alfa Romeo Racing

一体誰が勝った? F1とNBAコラボ企画フリースロー大会…ガスリーに”黄色い声援”を送る角田裕毅にファン胸キュン

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2年ぶりのF1アメリカGP復活とNBA創設75周年を記念して、F1ドライバーはグランプリ開催に合わせてサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)のパドック内に設置されたバスケットボールの特設ハーフコートでフリースローの腕を競い合った。

NBAからはスタープレーヤー達が応援に駆け付けた。ドライバー達は最優秀守備選手賞を4度受賞したセンター、ディケンベ・ムトンボ、マイアミ・ヒートのNBAファイナル2連覇の立役者クリス・ボッシュ、スパーズのレジェンド、ショーン・エリオットとファブリシオ・オベルトから手ほどきを受けた。

勝負はフリースローラインからの10本シュート。メルセデス勢の2名とマクラーレンのランド・ノリスを除く17名が勝利チームに与えられる2万ドルの賞金を懸けて戦った。賞金は任意の慈善団体に寄付するためのものだ。

最も多くのシュートを決めたのはダニエル・リカルド(マクラーレン)だった。何とその数7本。これに6本を決めたランス・ストロール(アストンマーチン)と5本のミック・シューマッハ(ハース)が続いた。

アルファタウリ・ホンダの2人は息の合ったプレーを見せた。角田裕毅はチームメイトにチアリーダーばりの”黄色い声援”を送り、ピエール・ガスリーはこれに応えて3本を決めた。

ヘルメットを被った状態でのレイアップを披露する等、場を盛り上げ続けて4本を決めた角田裕毅にファンは”胸キュン”したようだ。

大会の様子を収めた動画のコメント欄には「F1のビデオを見るたびにユーキのことがますます好きになっちゃうよ」「ピエールにキャーキャー言って声援を送るユーキは最高にキュートだった。ホントに」「ユーキとピエールがお互いにサポートし合う姿は最高に素敵だよね」との評価が並び、多くの支持を集めている。

ドライバー別順位
順位 ドライバー 得点
1 ダニエル・リカルド 7本
2 ランス・ストロール 6本
3 ミック・シューマッハ 5本
4 フェルナンド・アロンソ 4本
4 角田裕毅 4本
4 ニコラス・ラティフィ 4本
7 ニキータ・マゼピン 3本
7 ピエール・ガスリー 3本
7 セバスチャン・ベッテル 3本
10 エステバン・オコン 2本
10 マックス・フェルスタッペン 2本
10 キミ・ライコネン 2本
13 アントニオ・ジョビナッツィ 1本
13 セルジオ・ペレス 1本
13 シャルル・ルクレール 1本
13 カルロス・サインツ 1本
17 ジョージ・ラッセル 0本

ドライビングスキルとシュートの腕前に相関はないようだ。学校で少しやった事があるだけというマックス・フェルスタッペンは2本。セルジオ・ペレスはかろうじて1本を決め、レッドブル・ホンダは計3本と奮わなかった。

週末のトラックで目立った活躍を残せなかった地元ハース勢はミック・シューマッハが5本、ニキータ・マゼピンが3本と、2人揃って高得点を重ねたが、アストンマーチンには叶わなかった。

6本を決めたチームメイトと並び、セバスチャン・ベッテルは3本を決め、アストンマーチンが計9本で優勝した。2人は手にした賞金をアン・リチャーズ学校財団に寄付するようだ。

チーム別順位
順位 チーム 得点
1 アストンマーチン 9本
2 ハース 8本
3 アルファタウリ・ホンダ 7本
3 マクラーレン 7本
5 アルピーヌ 4本
5 レッドブル・ホンダ 4本
5 ウィリアムズ 4本
8 アルファロメオ 3本
9 フェラーリ 2本

意外とノリノリなキミ・ライコネン、角田裕毅の黄色い声援を収めた動画は以下。

F1とNBAのコラボ企画フリースロー大会で健闘するアルファタウリ・ホンダの角田裕毅とピエール・ガスリー、2021年10月21日F1アメリカGPにて

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