一体誰が勝った? F1とNBAコラボ企画フリースロー大会…ガスリーに”黄色い声援”を送る角田裕毅にファン胸キュン
2年ぶりのF1アメリカGP復活とNBA創設75周年を記念して、F1ドライバーはグランプリ開催に合わせてサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)のパドック内に設置されたバスケットボールの特設ハーフコートでフリースローの腕を競い合った。
NBAからはスタープレーヤー達が応援に駆け付けた。ドライバー達は最優秀守備選手賞を4度受賞したセンター、ディケンベ・ムトンボ、マイアミ・ヒートのNBAファイナル2連覇の立役者クリス・ボッシュ、スパーズのレジェンド、ショーン・エリオットとファブリシオ・オベルトから手ほどきを受けた。
勝負はフリースローラインからの10本シュート。メルセデス勢の2名とマクラーレンのランド・ノリスを除く17名が勝利チームに与えられる2万ドルの賞金を懸けて戦った。賞金は任意の慈善団体に寄付するためのものだ。
最も多くのシュートを決めたのはダニエル・リカルド(マクラーレン)だった。何とその数7本。これに6本を決めたランス・ストロール(アストンマーチン)と5本のミック・シューマッハ(ハース)が続いた。
アルファタウリ・ホンダの2人は息の合ったプレーを見せた。角田裕毅はチームメイトにチアリーダーばりの”黄色い声援”を送り、ピエール・ガスリーはこれに応えて3本を決めた。
ヘルメットを被った状態でのレイアップを披露する等、場を盛り上げ続けて4本を決めた角田裕毅にファンは”胸キュン”したようだ。
大会の様子を収めた動画のコメント欄には「F1のビデオを見るたびにユーキのことがますます好きになっちゃうよ」「ピエールにキャーキャー言って声援を送るユーキは最高にキュートだった。ホントに」「ユーキとピエールがお互いにサポートし合う姿は最高に素敵だよね」との評価が並び、多くの支持を集めている。
順位 | ドライバー | 得点 |
---|---|---|
1 | ダニエル・リカルド | 7本 |
2 | ランス・ストロール | 6本 |
3 | ミック・シューマッハ | 5本 |
4 | フェルナンド・アロンソ | 4本 |
4 | 角田裕毅 | 4本 |
4 | ニコラス・ラティフィ | 4本 |
7 | ニキータ・マゼピン | 3本 |
7 | ピエール・ガスリー | 3本 |
7 | セバスチャン・ベッテル | 3本 |
10 | エステバン・オコン | 2本 |
10 | マックス・フェルスタッペン | 2本 |
10 | キミ・ライコネン | 2本 |
13 | アントニオ・ジョビナッツィ | 1本 |
13 | セルジオ・ペレス | 1本 |
13 | シャルル・ルクレール | 1本 |
13 | カルロス・サインツ | 1本 |
17 | ジョージ・ラッセル | 0本 |
ドライビングスキルとシュートの腕前に相関はないようだ。学校で少しやった事があるだけというマックス・フェルスタッペンは2本。セルジオ・ペレスはかろうじて1本を決め、レッドブル・ホンダは計3本と奮わなかった。
週末のトラックで目立った活躍を残せなかった地元ハース勢はミック・シューマッハが5本、ニキータ・マゼピンが3本と、2人揃って高得点を重ねたが、アストンマーチンには叶わなかった。
6本を決めたチームメイトと並び、セバスチャン・ベッテルは3本を決め、アストンマーチンが計9本で優勝した。2人は手にした賞金をアン・リチャーズ学校財団に寄付するようだ。
順位 | チーム | 得点 |
---|---|---|
1 | アストンマーチン | 9本 |
2 | ハース | 8本 |
3 | アルファタウリ・ホンダ | 7本 |
3 | マクラーレン | 7本 |
5 | アルピーヌ | 4本 |
5 | レッドブル・ホンダ | 4本 |
5 | ウィリアムズ | 4本 |
8 | アルファロメオ | 3本 |
9 | フェラーリ | 2本 |
意外とノリノリなキミ・ライコネン、角田裕毅の黄色い声援を収めた動画は以下。