笑顔のダニエル・リカルド
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レッドブル「数少ない優勝のチャンス、ポール・トゥ・ウインが目標」F1シンガポールGP 2017《preview》

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ダニエル・リカルドによれば、第14戦F1シンガポールGPは後半戦で最もレッドブルの優勝の可能性が高いグランプリだという。舞台となるマリーナベイ・ストリートサーキットは、コーナー数23を誇る低速コースであり、エンジン性能がラップタイムに与える影響は極めて限定的となる。リカルドはポール・トゥ・ウインが目標だと明らかにした。

アジアラウンドの幕開けとなるシンガポールは、赤道直下に位置するため年間を通して気温が高く、その気候は熱帯に分類されている。マックス・フェルスタッペンは、シンガポールGPはシーズン中最も肉体的に過酷なレースだとコメント、サウナでのトレーニングによって翌戦マレーシアGPと続く暑さ対策をこなしてきたと語る。

シンガポールGPに向けてレッドブルのリカルドとフェルスタッペンが発表したコメントを以下に紹介する。

レッドブル:F1シンガポールGPに向けて

ダニエル・リカルド今年は優勝を目指す

唯一のチャンスとは思いたくないけど、シンガポールが後半戦で最も勝てそうなグランプリの1つだって事は間違いないよ。シンガポールみたいなストリートサーキットでは、幾らか速度が遅くなるからね。どこかのタイミングでリスクを取る必要はあるけど、のっけから攻めすぎるのは意味ないよね。

レース前にはいつも順応トレーニングをしてるんだ。マシンの中にいる時には熱がすごいんだけど、レース中はアドレナリンが出ているからね。でも、レースを終えてアドレナリンが減ると凄く暑さを感じるんだ。走り終えて寝る前には水分補給のために5リットル位の水を楽勝で飲んじゃうんだよ。

過去二年のマレーシアGPでは、2番手スタートの2位フィニッシュだったし、2回ともファステストラップのおまけ付きだったんだ。だから、今年こそはポールスタートでもうひとつ上の順位を狙うつもりだよ。

マックス・フェルスタッペン体力を限界まで試される

特別な雰囲気があるからシンガポールに行くのはいつも楽しみなんだ。ここは僕らが強さを発揮できるサーキットだし、今年は表彰台をかけて戦えるんじゃないかな。

暑い中でのナイトレースになるから、体力面を限界まで試される事になるんだ。肉体的にはシーズンで最も厳しいレースだよ。ここ数週間はサウナでトレーニングをして備えているから、シンガポールとマレーシアの暑さ対策はできてると思うよ。

マリーナベイにはコーナーがたくさんあるから走っていて楽しいんだ。路面がバンピーだから、かなり難しいコースなんだよね。


2017年第14戦シンガポールグランプリは、日本時間9月15日(金)19時から始まるフリー走行で幕を開ける。

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