F1用ギアボックスの製造風景、メルセデスAMGのブラックリー工場にて
Courtesy Of Mercedes

F1シンガポール 2024 ギアボックス投入状況:新たに1台が上限に

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2024年F1第18戦シンガポールGPの週末では、エステバン・オコン(アルピーヌ)とアレックス・アルボン(ウィリアムズ)の2台が新たなギアボックス・コンポーネントを開封した。オコンは4基目、アルボンは年間割り当て上限の5基目に到達した。

Driver GBX C & C GBX DL
エステバン・オコン 4 4
アレックス・アルボン 5 5

ギアボックスは「GBX C & C(ケース/カセット)」と「GBX DL(駆動系、ギアチェンジ部品、付属部品)」の2つのコンポーネントに分けて管理されており、その各々が年間5基に制限されている。

2024年は史上最多となる24戦が計画されている。シーズン中に5基を超えるギアボックスを使用した場合、5グリッド降格ペナルティが科される。よって単純計算で1基あたり5戦を消化する必要がある。

ただ、計画されているグランプリが一つでも中止になると、つまり23戦以下になると上限が4基に削減される。

作業内容は限定されるものの、FIAの承認を受けた場合に限りチームは修理やメンテナンスを行う事ができる。物理的な損傷が明らかな場合、チェンジギア、ドッグリング、リバースギアに関しては同一仕様のものと交換することが許されている​​。

F1シンガポールGP:ギアボックス通季投入状況

Team Driver GBX C & C GBX DL
RB ホンダRBPT マックス・フェルスタッペン 4 5
セルジオ・ペレス 3 5
メルセデス ジョージ・ラッセル 3 3
ルイス・ハミルトン 3 3
フェラーリ シャルル・ルクレール 4 4
カルロス・サインツ 4 4
マクラーレン・メルセデス オスカー・ピアストリ 4 4
ランド・ノリス 4 4
アストンマーチン・メルセデス ランス・ストロール 3 3
フェルナンド・アロンソ 3 3
アルピーヌ・ルノー エステバン・オコン 4 4
ピエール・ガスリー 5 5
ウィリアムズ・メルセデス アレックス・アルボン 5 5
フランコ・コラピント 4 4
RB ホンダRBPT ダニエル・リカルド 4 4
角田裕毅 4 4
ザウバー・フェラーリ バルテリ・ボッタス 4 4
周冠宇 4 4
ハース・フェラーリ ケビン・マグヌッセン 4 4
ニコ・ヒュルケンベルグ 4 4

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