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訃報、フェラーリ元会長セルジオ・マルキオンネが死去…享年66歳
フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)及び、フェラーリ元会長兼CEOのセルジオ・マルキオンネが死去した。享年66歳。肩の腫瘍手術の際に患った合併症が悪化した事で意識不明の重体となり、先日FCAとフェラーリでの要職退任が発表されたばかりであった。
マルキオンネに代わりFCAの会長に就任したジョン・エルカンと、F1のCEOを務めるチェイス・ケアリーは声明を発表。同氏の若すぎる旅立ちに追悼の意を表した。
マルキオンネはジャンニ・アニエリの後任として2004年6月にFCAのトップに就任。2009年にはフィアットとクライスラーとの経営統合をけん引するなど卓越した経営手腕を示し、同グループの驚異的な立て直しを成し遂げた。
2014年にはルカ・ディ・モンテゼモーロの後任としてフェラーリCEO兼会長に就任。F1に参戦するスクーデリア・フェラーリの運営にも大きな影響を与えた。
2018年シーズンのフェラーリは11戦を終えて4勝を挙げ、ドライバー及びコンストラクタータイトル両部門でチャンピオンシップを争っている。