ポイント圏内を死守したルクレールと、前を向き鈴鹿を見据えるエリクソン / Sauber
30日(日)に行われたF1第16戦ロシアGP決勝を終えて、アルファロメオ・ザウバーF1チームのシャルル・ルクレールとマーカス・エリクソンがレース内容と週末を振り返った。
ルクレールは7番グリッドからスタートしてポジションを守り抜き7位入賞。一方のエリクソンはポイント圏内10番手からスタートしたものの13位でレースを終えた。
ザウバー:F1ロシアGP決勝を終えて
シャルル・ルクレール決勝: 7位, グリッド: 7番手
今日の結果にはすっごい満足だよ。戦略も上手くいって良いレースができたし、マシンの感触も最高だった。オープニングラップでのオーバーテイクは限界ギリギリのところだったけど、あれがあったから7位フィニッシュする事が出来た。
最初のシーズンでこんなにも素晴らしい結果を残せるなんて言う事ないし、日頃の厳しいトレーニングが報われる想いだよ。またポイントが取れて本当にうれしいし、来週の日本でのレースが待ちきれないよ。
マーカス・エリクソン決勝: 13位, グリッド: 10番手
僕にとってはストレスの溜まるレースになってしまった。マシンもドライビングの感触も良かったんだけど、残念な事にレースの大半で他のマシンに前を塞がれてしまい順位を上げる事が出来なかったんだ。
なんとかしてオーバーテイクを試みたけど、このサーキットじゃそれも難しい。2回目のピットストップでウルトラソフトを履いてペースを上げようとしたんだけど上手くいかなかった。来週の鈴鹿は僕の好きなサーキットだからチャンスがあるはずだし、楽しみにしてるよ。
53周で争われた決勝レースでは、2番グリッドからスタートしたメルセデスAMGのルイス・ハミルトンがチームオーダーの助けを駆りて通算70勝目を上げ優勝。2位はハミルトンに順位を譲ったバルテリ・ボッタス。3位表彰台にはフェラーリのセバスチャン・ベッテルという結果となった。
待望の2018第17戦F1日本GPは三重県鈴鹿サーキットにて、10月5日金曜午前10時からのフリー走行1で幕を開ける。