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2台揃っての後方スタートという失望的な予選結果に終わったザウバー。チームは1年落ちのフェラーリPUの信頼性とパフォーマンス不足に悩まされているようだ。マーカス・エリクソンとパスカル・ウェーレインが、ロシアGP予選を振り返りコメントを発表した。
ザウバー:ロシアGP予選を終えてのコメント
マーカス・エリクソン
予選:19位/1:37.507
「予選結果にはがっかりだよ。午前中のFP3ではマシンをステップアップさせられたと思うんだけど、パワーユニットに問題が出てしまってね。予選に向けてこの問題を完全に修正することができなかったんだ。明日には解決できると確信してる。挙句の果てに予選Q1での最後のラップ時にイエローフラッグが出てしまった。PUの問題がなかったとしても今日はQ2には近づけなかったと思う。レースって言うものはそんなものだよ。でも僕らは正しい方向に進んでるから、僕はまだポジティブだよ」
パスカル・ウェーレイン
予選:18位/1:37.332
「予選結果には満足してないよ。最後のラップの時にミスをしちゃってその代償を支払うことになってしまった。全体的に言って車のバランスに問題があるし、ストレートでのトップスピードが遅いよ。タイヤの挙動はバーレーンとは違うけど、これは皆同じだしね。明日の決勝レースに向けて最善を尽くすよ」
ロシアGP決勝を目前に控えた4月30日午後、ザウバーは来季よりフェラーリエンジンに替えてホンダエンジンを搭載することを発表した。信頼性と性能に劣る旧型フェラーリPUよりも18年の新型ホンダPUに分があると判断するのは自然である。
予選の詳しい模様については「ロシアGP予選ダイジェスト」を参照いただきたい。F1ロシアGP決勝レースは、2017年4月30日(日)21:00からソチ・オートドロームにて行われる。