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本田技研 “ザウバー・ホンダF1チーム”誕生を正式発表、18年からエンジン供給開始

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4月30日午後、マクラーレンにF1エンジンを供給している本田技研工業株式会社が新たにザウバーF1チーム(Sauber F1 Team)へエンジンを供給することを正式に発表した。ホンダは内燃機関とエネルギー回生システムであるERSなど含めたパワーユニット全体を2018年よりザウバーチームに供給する。

ザウバーF1チームは、スイスのヒンウィルに本拠地を置くレーシングチーム。F1へは1993年に初めて参戦し今年で24年目を迎える。2017年に参戦しているコンストラクターの中では4番目に古い歴史を持つ。チーム代表は女性のモニシャ・カルテンボーン。今回の供給はザウバーからの申し入れによって話がスタートしたと言う。

マクラーレン・ホンダとしてF1に参戦しているホンダは、現在マクラーレンのみにエンジンを独占供給しており、他チームへの供給はこれが初めて。ザウバーはホンダ製パワーユニットを搭載する2つ目のチームとなる。ホンダ以外のエンジンサプライヤーは各々3チームずつに供給を行っており、ホンダは走行距離が圧倒的に不足、信頼性で大きく遅れを取っていた。ザウバーは2010年よりフェラーリ製エンジンを使用してきたが、今年は資金難により性能の低い1年落ちの古いパワーユニットを使っている。両者の思惑はここに一致した。

ホンダ・ザウバー首脳陣のコメント

モニシャ・カルテンボーン
ザウバーチーム代表兼CEO

「来期よりホンダと共に戦えることは、ザウバーF1チームにとって非常に光栄なことです。チームの再編成が進んでいることは、オーナー交代のみならず、このホンダとのテクニカルパートナーシップからも明らかです。この『新エンジン時代』に新たなマイルストーンを加えて戦うことを大変心待ちにしています。そしてもちろん、これからも新たなチャンスを模索していきたいと思います。チームは、戦略的視点からも技術的視点からも将来の成功への道筋を示すことになる、ホンダとのパートナーシップを大変楽しみにしていますし、このパートナーシップの実現に導いてくれたホンダに感謝します」

森山 克英
ホンダ・ブランド・コミュニケーション本部長

「2015年からのマクラーレンとのパートナーシップに加えて、来年からザウバーへのカスタマーパワーユニット供給を開始することは、ホンダのF1活動における新たなチャレンジとなります。2チーム供給によるメリットを最大限に活かせるよう、開発を行っているHRD Sakuraと英国ミルトンキーンズの活動拠点双方の体制を強化し、ファンの皆さまに強いホンダを一日も早くお見せできるよう、これからも挑戦を続けてまいります」