ロシアGPで囲み取材を受けるフェラーリのキミ・ライコネン
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目標はフロントロー独占と宣言するベッテル、ラップタイムに意味はないと総括するライコネン

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スクーデリア・フェラーリのセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンが、9月28日(金)に行われたF1ロシアGP初日プラクティスを振り返った。ベッテルはFP1でトップタイム発進を決めるも、午後のFP2では5番手に後退し、ライコネンは6番手で初日を終える事となった。

選手権争いを繰り広げるメルセデスとフェラーリは共に、ソチ・オートドロームにエアロダイナミクス関連のアップデートを投入。メルセデス側のアップデートは功を奏しマシンのグリップ増加を生み出したものの、フェラーリの方は今ひとつ。

初日を振り返ったベッテルは、予選に向けて改善が必要との認識を示しながらも「目標はフロントロー独占」と語り、あくまでもメルセデスの上のポジションを勝ち取りに行くと宣言。他方ライコネンは、いつものようにアイスマン節を披露し「ラップタイムに意味はない」と、お決まりの名台詞でセッションを総括した。

フェラーリ:F1ロシアGP初日を終えて

セバスチャン・ベッテルFP1: 1位, FP2: 5位

金曜の初日セッションは良い日もあれば悪い日もある。今日はあまり良くなかったって事さ。現時点では望んでいたような位置にいないし、前の連中に追いつくためにやらなきゃならない仕事がある。今日は1周をまとめきるのが難しかった。ちょっと速すぎたみたいで、特に左フロントタイヤが厳しかったんだ。ファストラップでも燃料を積んだ状態のロングランでも少し手こずってしまった。

トラフィックが酷かったものいただけなかったね。どうしてこういう結果に終わったのか、原因を見つけ出して改善させなきゃならない。でも、僕はいつものように前向きな気分だし、明日と日曜は今日よりも良い日になるって信じてる。正しい事を見つけ出せるってね。

僕らの目標は2台のクルマをフロントローに並べる事だ。どうなるかは分からないけど全力を尽くすつもりだよ。レースをスタートする上でポールポジションがベストな位置であるのは間違いないからね。

キミ・ライコネンFP1: 7位, FP2: 6位

普段と変わらない金曜だったよ。例年通りセッションの最初の方はタイヤがトリッキーだったけど、徐々に改善していって、路面が出来上がる事にはグリップが上がってくれた。今日のコンディションについては概ね予想してた通りだった。

いつもの金曜日のように、今日も色んな事を試しつつそれから学んだ。もちろん、ラップタイムはあまり重要視してない。改善しなきゃならないエリアがあり、それに対処するために作業が必要なのは間違いないけど、それもごく普通の事さ。皆が全力でプッシュする明日の予選がどうなるか、様子を見てみよう。


初日をトップで締め括ったのはソチ・オートドローム4連覇中のシルバーアローの2台。ルイス・ハミルトンがトップタイムを記録し、バルテリ・ボッタスが2番手に続いた。

3番手にはレッドブルのマックス・フェルスタッペン。チャンピオンシップで後がないフェラーリは新型フロントウイングを投入するも、セバスチャン・ベッテルが5番手と冴えない結果に終わった。

F1ロシアグランプリ3回目のフリー走行は、日本時間9月29日(土)18時から19時まで、公式予選は同21時から1時間に渡って行われる。

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