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ニコ・ロズベルグ、接触事故のライコネンを擁護「キミにしては珍しいミスだけど、100%わざとじゃない」
メルセデスのアンバサダーを務めている2016年のF1ワールドチャンピオン、ニコ・ロズベルグは、キミ・ライコネンが意図的に接触事故を起こすはずがなく「100%わざとではない」と断言した。
シルバーストンサーキットで行われた第10戦イギリスGP決勝レースでは、ハミルトンへと仕掛けたライコネンがロックアップ。タイヤスモークを上げながらハミルトンの右リアに接触した。
一件はレース後、ハミルトンがトップ3会見を欠場した事で場外乱闘へと発展。チーム首脳陣のみならず当事者の親族までも相手方を詰り合いヒートアップしていた。
母国ドイツのRTLテレビジョンの解説として現地入りし、グランプリを観戦していたロズベルグは「答えは極めてシンプルだよ。100%わざとじゃない」と自身の見解を披露した。
「オーストリアで見たように、キミはセバスチャンのために走ってるわけじゃない。あの時キミは2番手でセバスチャンは3番手だったけど、キミは全力でセバスチャンをブロックし、追い抜きを許さなかった。意図的にクラッシュさせるなんて、考えてすらいなかったと思うよ」
「キミは自分自身のためにドライブしてるし、単純にミスをしただけさ。ブレーキが遅すぎてロックアップしルイスに突っ込んだ。そういう事だよ」
「キミは普段あんなミスしたりしないから珍しい事だし、ちょっと不思議な感じはあったけど、意図的じゃないのは間違いない。10秒ペナルティーとペナルティポイント2点は妥当だと思う」