ハイテックGPの岩佐歩夢、2021年FIA-F3選手権ザントフォールトにて
Courtesy Of Red Bull Content Pool

角田裕毅のF1シートを狙うレッドブルJr.達…岩佐歩夢含む5名がF2に参戦

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レッドブル・ジュニア・チームは2022年シーズンのFIA-F2選手権に5名の若手を参戦させる。アルファタウリのドライバー、特にF1での2年目を迎える角田裕毅にとっては大きなプレッシャーとなり得る。

FIAスーパーライセンス・ポイント制の導入により、F2はF1の登竜門足る立場を確立させた。レッドブルのF2参戦ドライバーはヘルムート・マルコの厳しい監督のもと、誰もがファエンツァのチームでのF1デビューを目標に死にものぐるいで1年を戦う事になる。

アブダビで開催されたF1若手テストで、レッドブルとアルファタウリのステアリングを握ったエストニア出身のユーリ・ビップスとニュージーランド出身のリアム・ローソンは共に、F2での2年目を過ごす事になる。

レッドブル・ホンダのレーシングスーツを着用したユーリ・ビップスCourtesy Of Red Bull Content Pool

ユーリ・ビップス

レッドブル・ジュニアのリアム・ローソン、2021年10月のDTMホッケンハイムにてCourtesy Of Red Bull Content Pool

リアム・ローソン

昨年のドライバーズランキングで6位を獲得したビップスはハイテックGPに留まるが、同9位のローソンはハイテックGPからカーリンに移籍する。カーリンは角田裕毅が2020年にランキング3位を手にしてF1デビューのチケットを掴み取ったチームだ。

インド出身の23歳、3シーズン目のF2に挑むユアン・ダルバラは2年を過ごしたカーリンを離れ、2020年にミック・シューマッハ、2021年にオスカー・ピアストリをそれぞれタイトル獲得に導いた現役チャンピオンのプレマに移籍する。チームメイトは昨年のFIA-F3選手権を制したノルウェー出身のデニス・ハウガーだ。

そして注目の5人目はホンダとレッドブル双方のサポートを受ける岩佐歩夢だ。昨年のF3デビューイヤーでは1勝を挙げてランキング12位を獲得。角田裕毅と同じように僅か1年でF2へのステップアップを果たした。

FIA-F3選手権には3名のレッドブルジュニアがエントリーする。

アメリカ出身の16歳、ジャック・クロフォードはハイテックを離れ、ハウガーの後任としてプレマに加わる。英国出身の17歳、ジョニー・エドガーはカーリンから昨年のチームタイトルホルダー、トライデントに移籍する。また、フランス系アルジェリア人ドライバーのイザック・ハジャーはハイテックと契約した。

2022年のレッドブル・ジュニア・チームのドライバーは以下の通り。

ドライバー 生年月日 国籍 カテゴリ 所属
ユーリ・ヴィップス 2000年8月10日 エストニア F2 ハイテックGP
リーアム・ローソン 2002年2月11日 ニュージーランド F2 カーリン
ユアン・ダルバラ 1998年10月1日 インド F2 プレマ
デニス・ハウガー 2003年3月17日 ノルウェー F2 プレマ
岩佐歩夢 2001年9月22日 日本 F2 DAMS
ジョニー・エドガー 2004年2月13日 イギリス F3 トライデント
ジャク・クロフォード 2005年5月2日 アメリカ F3/F3アジア プレマ
イザック・ハジャー 2004年9月28日 フランス F3/F3アジア ハイテックGP
荒尾創大 2005年12月18日 日本 フランスF4 FFSAアカデミー
野村勇斗 2005年11月12日 日本 フランスF4 FFSAアカデミー
アールヴィッド・リンドブロッド 2007年8月4日 スウェーデン F4 ファン・アメルスフォールト
ノエル・レオン 2004年12月21日 メキシコ フォーミュラ・リージョナル EU アーデン