レッドブルF1、ロクトとの契約を発表…女性Eスポーツドライバー発掘・支援へ

握手を交わすレッドブル・レーシング代表兼CEOのクリスチャン・ホーナーとRokt(ロクト)CEOのるブルース・ブキャナン、2023年Courtesy Of Red Bull Content Pool

FIA-F1世界選手権に参戦するレッドブル・レーシングに新たなスポンサーが加わった。AI・機械学習を活用したeコマース・マーケティング技術のリーディングカンパニー、米Rokt(ロクト)との提携が2月2日、発表された。

契約の一環として2023年型F1マシン「RB19」やマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスが着用するレーシングスーツ、チームグッズ、そしてEスポーツチームにロゴが掲載される。

ロクトについてチーム代表兼CEOを務めるクリスチャン・ホーナーは「組織内および社会全般において、多様性および女性の地位向上に取り組んでいる」として、「新しいパートナーシップに基づき、女性eスポーツドライバーを採用するためのプログラムを共同で立ち上げること誇らしく思う」と語った。

ロクトはオフィシャル・チーム・パートナーとして今後、レッドブルのEスポーツチームに参加する女性ゲーマーの発掘と支援を担っていく。

ロクトのCEOを務めるブルース・ブキャナンは「ロクトとレッドブル・レーシングは共に、革新的で破壊的、かつミッション主導型の企業であり、多様性や持続可能性への取り組み、地域社会への貢献に重きを置いている」と語る。

「チームと協力して才能ある女性アスリートのキャリアを育て、その可能性を引き出し、世界中のスポーツ、エンジニアリング、eコマース、その他の分野で女性に力を与えるという我々のミッションに沿えることを嬉しく思う」

ニューヨークに本社を構えるロクトはECサイトにおけるトランザクションモーメントを最大化することで収益の拡大、効果的な新規顧客獲得を支援しており、米国のLive NationやGroupon、Staples、Lands’ End、Fanatics、GoDaddy、アイルランドVistaprint、ドイツのHelloFreshなど、全世界に2,500社の顧客を抱えている。

レッドブルは2月3日にニューヨークで”シーズンローンチ”を行い、新車「RB19」のカラーリングおよび2026年以降のフォードとのエンジン契約を発表する見通しだ。

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