ウィリアムズ・レーシングは2月15日(火)午後、F1イギリスGPの舞台、英国シルバーストン・サーキットで2022年の新車「FW44」のシェイクダウンを実施した。

直前に行われたデジタルローンチでは、FW44のレンダリングイメージが公開されたのみであったが、遂に実車の姿が明らかとなった。

この日は生憎の雨となり、まずはニコラス・ラティフィがピレリのデモ用フルウェット・タイヤを履いてコースインした。電気系統のトラブルにより走行開始が遅れた。

チームは来週開幕を迎えるバルセロナでの第1回プレシーズンテストに向けて、システムチェックとデータ収集に取り組んだ。

プッシュロッド式のフロントサスペンション、プルロッド式のリアサスペンション、大口径のサイドポッド・インレット、優美な曲線を描くフロントウイングのメインプレーン、丸みを帯びたノーズ、巨大なインダクションポッド、シングルピラーのリアウィングなどが確認できる。