レーシングポイントのランス・ストロール、ニュルブルクリンクにて
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F1アイフェルGP:ランス・ストロールが体調不良でFP3を欠場…予選出走なるか?代役は?

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レーシング・ポイントF1チームのランス・ストロールは、体調が優れないとしてニュルブルクリンクでのF1アイフェルGPの3回目のフリー走行を欠場した。

チームは「体調が100%でないため、ランス・ストロールはFP3の参加を見送る。ドライブできるかどうかについてセッション終了後に体調を評価して、予選をどうするのかについて発表を行う予定だ」との声明を出した。

続報:ヒュルケンベルグ緊急参戦が決定!

レーシングポイントはメルセデスとリザーブドライバーを共有しており、パドックにいるストフェル・バンドーンを走らせる事ができるが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に感染したセルジオ・ペレスに代わって、シルバーストンでの2戦で代役を務めたニコ・ヒュルケンベルグが緊急招集される可能性もある。

ただし実際に走行が許可されるかどうかは不透明だ。ヒュルケンベルグはメディア関係の仕事で現地付近にいるとの情報もあるが、パドックに入るためには新型肺炎の検査を受けて陰性が確認されなければならない。予選までは2時間強しか残されておらず、可能性は限定的のように見える。

似通った状況で思い出されるのは2017年ハンガリーGPだ。フェリペ・マッサが熱とめまいの症状を訴えFP3を途中退場した事を受けて、ポール・ディ・レスタが急きょ予選と決勝で代役を務めた。

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