セバスチャン・ベッテル、鈴鹿F1日本GP来訪の目的が明らかに
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昨年末を以てF1での現役生活にピリオドを打ったセバスチャン・ベッテルが、三重県鈴鹿サーキットで行われる2023年のF1日本GPに向けて来日する理由が判明した。それは”ミツバチ”プロジェクトのためだ。
4度のF1ワールドチャンピオンはニュルブルクリンクのノルドシュライフェで行われた9月9日(土)のF1ショーランを経てファンに、9月22~24日のF1第17戦日本GPのために渡日する計画である事を明らかにした。
その目的は明確には明らかにされていないが、独「BILD」によると、少なくともその一つは例のミツバチプロジェクトだという。
報道によるとベッテルは地元の宮大工のサポートを経て、S字セクションの鍵を握る鈴鹿サーキットのターン2の脇に、高さ約1.7メートルのミツバチの巣箱を11個を作る予定だという。
生態系にとって必要不可欠なミツバチの保護を訴えるプロジェクト「Bio Bienen Apfel」を支援するベッテルが、ミツバチのためのインセクトホテルを手掛けるのはこれが初めてではない。
コロナ禍によるロックダウン中に有機農業のインターンシップを受けたベッテルは2021年、環境保護意識の向上を目的に、地元の小学生達と共にミツバチのためのビーハウスをレッドブル・リンクの近くに作り上げた。
この際はレーシングカーを模した形であったが、今回は一体、どのようなデザインとなるのだろうか。