トロロッソ・ホンダ、タイ最大企業PTTORとスポンサー契約を締結…飛躍的に高まるアルボン人気
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トロロッソ・ホンダは7月23日、タイの首都バンコクで記者会見を行い、同国最大の時価総額を誇るPTT公開株式会社(PTT Public Company Limited)傘下のPTTルブリカンツ(PTT Lubricants)と新たなスポンサー契約を締結し、アレックス・アルボンが同ブランドのアンバサダーに就任した事を発表した。
今回のオフィシャルパートナー契約により、26日に開幕するF1第11戦ドイツGP以降、アレックス・アルボンとダニール・クビアトのレーシングスーツ及び今季型マシンSTR14に、PTTルブリカンツのロゴが掲載される。
チームは昨日、タイ最大手のワイナリー、サイアム・ワイナリー傘下のムースとの新しいスポンサー契約を発表したばかり。同国におけるF1及びアルボンの人気・知名度が、飛躍的に高まっている事を伺わせる。
PTTはタイ石油公社を前身とする総合エネルギーメーカー。PTTルブリカンツは、同社の主力事業である潤滑油ビジネスを一本に束ねるブランドであり、自動車用オイルや工業用オイルをメイン商品として、世界40カ国以上で発売されている。
PTTORの最高経営責任者を務めるJiraphon Kawswat氏は「国際舞台で単身活躍するアレックス・アルボンのサポートが出来る事を誇りに思う。我々は、タイ人に国際的な舞台で活躍できるだけのポテンシャルがある事を実証したいと考えており、アレックスの成功を祈っている。競争の結果にかかわらず、彼はタイの人々に勝者として認められる事になるだろう」と述べた。