カタロニア・サーキットのホームストレートを走行するフェラーリSF1000、F1バルセロナテスト4日目copyright Pirelli & C. S.p.A.

2020年 F1バルセロナテスト:グラフで振り返る最速ラップと総周回数

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3日間✕2回の日程で行われた2020年F1バルセロナテストのファステストラップと周回数を、ドライバー別、チーム別、エンジンサプライヤー別にグラフで振り返る。

ドライバー別ファステスト

6日間の全体ベストを刻んだのはメルセデスのバルテリ・ボッタス。テスト前半3日目にC5タイヤでマークした1分15秒732が群を抜いた。フィンランド人ドライバーのラップタイムを除けば、総合タイムシートは1.3秒という僅差に計20名のドライバーがひしめく混戦状態となった。

ドライバー別ファステストラップ、2020年F1バルセロナテスト

Pos Driver Time Gap Tyre
1 バルテリ・ボッタス
Mercedes
1:15.732 C5
2 マックス・フェルスタッペン
Red Bull
1:16.269 + 0.537 C4
3 ダニエル・リカルド
Renault
1:16.276 + 0.544 C5
4 シャルル・ルクレール
Ferrari
1:16.360 + 0.628 C5
5 ルイス・ハミルトン
Mercedes
1:16.410 + 0.678 C5
6 エステバン・オコン
Renault
1:16.433 + 0.701 C5
7 セルジオ・ペレス
Racing Point
1:16.634 + 0.902 C5
8 カルロス・サインツ
Mclaren
1:16.820 + 1.088 C4
9 セバスチャン・ベッテル
Ferrari
1:16.841 + 1.109 C5
10 ジョージ・ラッセル
Williams
1:16.871 + 1.139 C5
11 ダニール・クビアト
AlfaTauri
1:16.914 + 1.182 C4
12 ロバート・クビサ
Alfa Romeo
1:16.942 + 1.210 C5
13 ロマン・グロージャン
Haas
1:17.037 + 1.305 C4
14 ピエール・ガスリー
AlfaTauri
1:17.066 + 1.334 C5
15 キミ・ライコネン
Alfa Romeo
1:17.091 + 1.359 C5
16 ランス・ストロール
Racing Point
1:17.118 + 1.386 C3
17 ニコラス・ラティフィ
Williams
1:17.313 + 1.581 C5
18 アントニオ・ジョビナッツィ
Alfa Romeo
1:17.469 + 1.737 C5
19 ケビン・マグヌッセン
Haas
1:17.495 + 1.763 C4
20 アレックス・アルボン
Red Bull
1:17.550 + 1.818 C2
21 ランド・ノリス
Mclaren
1:17.573 + 1.841 C3

大部分が最も柔らかいC5コンパウンドでの計測。マックス・フェルスタッペン、カルロス・サインツ、ダニール・クビアト、ロマン・グロージャン、ケビン・マグヌッセンはC4、ランス・ストロールとランド・ノリスがC3、そしてアレックス・アルボンがC2でタイムを残した。

ピレリのマリオ・イゾラによればC5とC4は約0.45秒、C5とC3は約0.75秒、C5とC2は約1.2秒のパフォーマンスギャップがあるとの事。これを考慮に入れて、お気に入りのドライバーとライバルのタイムを比較してみても面白いだろう。

チーム別ファステストラップ

視覚的に見ると顕著だが、メルセデスのタイムが抜きん出ており、これにレッドブル・ホンダとルノーが続く。最下位はハースだ。

メルセデスとアルファロメオを除いて、全てが最終6日目に計測された。レーシングポイントのみC3タイヤで、レッドブル・ホンダ、マクラーレン、アルファタウリ、そしてハースがC4で、それ以外はC5でのラップタイムだ。

2020年F1バルセロナテスト チーム別ファステストラップ

昨シーズンは、3強チームとウィリアムズを除く計6チームがミッドフィールド争いを繰り広げたが、今年はレーシングポイントとルノーが中団グループをやや抜けそうな雰囲気を感じさせているが果たして。

チーム別総周回数

テスト期間中に2度に渡ってパワーユニットの信頼性トラブルに見舞われたメルセデスだが、トータル903周を走り込んでトップに立った。

レギュレーションの変化が乏しかった事が追い風となり、どのチームのマシンも高い信頼性を発揮した。最速ラップに続いて、ここでもハースのみが僅かながら遅れている。

チーム別総周回数、2020年F1バルセロナテスト

エンジンサプライヤー別総周回数

メルセデスエンジン勢が計2422周でトップ。これに同じく3チーム供給体制のフェラーリが続いた。2チーム体制のホンダとルノーは共に1500周台。1チームあたりの周回数に換算すると概ね750周でほぼ横並びだが、それでもなおメルセデスのマイレージが光って見える。

エンジンメーカー別総周回数、2020年F1バルセロナテスト