フェラーリSF-23に乗り込むシャルル・ルクレール、2023年10月6日F1カタールGP
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結果変動で入賞剥奪…ルクレールとストロールに5秒加算懲罰、F1カタールGPスプリントを経て

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2023年10月7日(土)のF1カタールGPスプリントを経てスチュワードは、7位フィニッシュしたシャルル・ルクレール(フェラーリ)と13位ランス・ストロール(アストンマーチン)にそれぞれ、5秒のタイム加算ペナルティを科す決定を下した。

これによりルクレールはポイント圏外に降格。アレックス・アルボン(ウィリアムズ)が7位、フェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)が8位に昇格した。ストロールは完走15台の中での最下位に転落した。

1985年のインディ500ウィナー、ダニー・サリバンを含む4名の競技審判団はポジショニング / マーシャリングシステム、映像、計時データ、テレメトリー、チーム無線、オンボード映像を確認し、両ドライバーがそれぞれ4回に渡って「正当な理由なくコースを離れた」と判断した。

これはF1スポーティング・レギュレーション第33条3項違反にあたる。

ロサイル・インターナショナル・サーキットではトラック・リミットが多発しているが、これは初日を経てタイヤに関する安全上の懸念が発生し、2日目に向けてターン12・13に急遽変更が加えられた事で更に悪化した。

FIAによると「多くのタイヤでトッピングコンパウンドとカーカスコードの間のサイドウォールに剥離が発見」された。その原因は、タイヤのサイドウォールと50mmの高さの縁石が「高周波干渉」を引き起こし、縁石に乗り上げる事で状況が悪化している可能性が高く、この状態で周回を重ねるとパンクの恐れがあるという。

そこで2日目に向けてターン12・13に急遽変更が加えられた。縁石の内側にペイントによる”疑似縁石”を設け、クルマから”リアル縁石”を遠ざけた形だ。

コーナーの修正を受けシュートアウトを前に、ドライバーが慣れるための10分間の追加プラクティスが行われたが、シュートアウトとスプリントの双方では前日を超えるトラックリミットが記録された。

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