F1ポルトガルGP、2027年カレンダー電撃復帰が決定―オランダGPの後継として

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フォーミュラ1は2025年12月16日、2027年と2028年にポルトガルGPを開催することを正式発表した。舞台となるのは、南部に位置するアウトドローモ・インターナシオナル・ド・アルガルヴェ、通称アルガルヴェ・サーキットで、同国でのF1開催は2021年以来となる。

今回の復帰は、2026年をもってカレンダーから外れるオランダGPの後継枠として実現した。F1は、ポルトガル政府、同国観光局、およびプロモーターであるParkalgarとの間で、2年間の開催契約を締結した。

2021年5月2日のF1ポルトガルGP決勝レース中のアルガルベ・サーキットのターン1Courtesy Of Red Bull Content Pool

2021年5月2日のF1ポルトガルGP決勝レース中のアルガルベ・サーキットのターン1

アルガルヴェは2020年、新型コロナウイルス感染拡大により多くのグランプリが中止される中、代替開催地として初めてグランプリレースを開催した。翌2021年にも再びレースが行われ、パンデミック下のF1を支えた重要なサーキットの一つとなった。

ポルトガルGPの歴史は古い。1958年にポルトで初開催され、その後はモンサントやエストリルでもレースが行われた。エストリルでは1985年、アイルトン・セナがF1初勝利を挙げている。

アルガルヴェは激しい高低差を持つレイアウトが特徴だ。特に最終コーナーに向けて急降下するセクションは、ドライバーだけでなく観る者にとっても刺激的だ。2020年と2021年はいずれもルイス・ハミルトンが優勝しており、21年大会での勝利は歴代最多記録を更新する通算92勝目となった。

2021年F1ポルトガルGP決勝レースの様子、2021年5月2日アルガルヴェ・サーキットCourtesy Of Pirelli & C. S.p.A.

2021年F1ポルトガルGP決勝レースの様子、2021年5月2日アルガルヴェ・サーキット

F1のステファノ・ドメニカリCEOは、「熱心なポルトガルファンの情熱を再び感じられることを嬉しく思う」と述べ、ポルトガル政府や関係機関の支援に感謝の意を示した。

一方、ポルトガルのマヌエル・カストロ・アルメイダ経済・国土結束相は、ポルトガルGP開催が観光や地域経済に波及効果をもたらすとの認識を示し、国際的な発信力の向上に期待を寄せた。

F1カレンダーを巡っては、欧州ラウンドの再編が進められている。イモラはすでに契約を終え、来季からはマドリード市街地で新たなスペインGPが開催される予定だ。バルセロナの契約は2026年で満了し、その後の開催は未定。さらにスパはローテーション制の下、2028年と2030年には開催されない予定だ。

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