2021年5月1日のF1ポルトガルGP予選を終えてパルクフェルメに停められたF1マシン
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2021 F1ポルトガルGP 決勝スターティンググリッド︰80秒で10台抜きの「神キミ」再現なるか?

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アルガルベ・サーキットで開催される2021年シーズンのF1世界選手権第3戦ポルトガルGPの決勝スターティング・グリッド(暫定)が国際自動車連盟(FIA)より発表された。

今週末は、レッドブルおよびアルファタウリのホンダ勢と、ワークスおよびアルファロメオのフェラーリ勢計8台がエキゾーストを交換。前戦でマシンが大破したバルテリ・ボッタスとジョージ・ラッセルもギアボックスを交換したが、いずれも降格ペナルティの対象外だった。

決勝を前に審議されたインシデントや違反行為はゼロで、現時点では予選順位がそのままグリッドとなる見通しだ。

ポールポジションはボッタス。2番手にはルイス・ハミルトンが並び、メルセデスがV6時代通算71回目のフロントロー独占を果たした。2列目には逆襲狙うレッドブル・ホンダ勢が控える。

上位10台の内、ミディアムタイヤを履いてスタートするのは上位4名とシャルル・ルクレール(フェラーリ)の5台で、残りは中古のソフトを装着してレースに臨む。

昨年のポルトガルGPでは、キミ・ライコネン(アルファロメオ)がオープニングラップの80秒という僅かの間に一気に10台を抜き去り、16番手から6番手にまでポジションを上げる”神ドライブ”を披露した。

この日のコンディションは寒く路面は湿っており、ソフトタイヤよりもミディアムの方が早く作動した事が一因だった。

今年も同じようなコンディションになれば、ソフトスタートの最上位、5番グリッドのカルロス・サインツ(フェラーリ)が最もオイシイ思いをするかもしれないが、日曜のポルティマオの気温は週末を通して最も暖かくなる事が予想されている。なお今年のライコネンは15番グリッドに付く。

F1ポルトガルグランプリ決勝レースは、日本時間5月2日(日)23時にスタートの時を迎える。1周4684mのアルガルベ・サーキットを66周する事でチャンピオンシップを争う。

F1ポルトガルGPスターティンググリッド

Pos No Driver Team Qualifying
1 77 V.ボッタス メルセデス 1(-)
2 44 L.ハミルトン メルセデス 2(-)
3 33 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ 3(-)
4 11 S.ペレス レッドブル・ホンダ 4(-)
5 55 C.サインツ フェラーリ 5(-)
6 31 E.オコン アルピーヌ・ルノー 6(-)
7 4 L.ノリス マクラーレン・メルセデス 7(-)
8 16 C.ルクレール フェラーリ 8(-)
9 10 P.ガスリー アルファタウリ・ホンダ 9(-)
10 5 S.ベッテル アストンマーチン・メルセデス 10(-)
11 63 J.ラッセル ウィリアムズ・メルセデス 11(-)
12 99 A.ジョビナッツィ アルファロメオ・フェラーリ 12(-)
13 14 F.アロンソ アルピーヌ・ルノー 13(-)
14 22 角田裕毅 アルファタウリ・ホンダ 14(-)
15 7 K.ライコネン アルファロメオ・フェラーリ 15(-)
16 3 D.リカルド マクラーレン・メルセデス 16(-)
17 18 L.ストロール アストンマーチン・メルセデス 17(-)
18 6 N.ラティフィ ウィリアムズ・メルセデス 18(-)
19 47 M.シューマッハ ハース・フェラーリ 19(-)
20 9 N.マゼピン ハース・フェラーリ 20(-)

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