フィジオと話をするトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリー、2019年F1メキシコGPにて
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「かなり気分が悪かった…」とピエール・ガスリー、昼寝を経て予選Q3進出の健闘…感染源は?

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エルマノス・ロドリゲス・サーキットでは、ウイルス性の胃腸炎が猛威を奮っており、優に200人を超えるパドック関係者が腹痛に苦しんでいる。ピエール・ガスリーもそんな”患者”の中の1人で、グランプリ2日目を前に体調を崩したものの、見事予選Q3に進出。トップ10グリッドを獲得した。

「しっかり眠れたわけじゃないよ」とガスリー。可能な限り体調を元に戻した上で予選に臨むため、ガスリーはFP3を終えて昼寝を取ったものの、熱も出ていたようで、ぐっすりとは眠れなかったようだ。

「ウイルスが流行っていて、いろんな人が体調を崩してるけど、僕もその1人なんだ。今朝はあまり良い気分じゃなかったけど、必要がある時だけ仕事をして、それ以外は極力休むようにしたよ」

「一旦アドレナリンが出てスピードに乗ってしまえば、バシッと仕事モードに切り替わるけど、そうは言っても、集中力を保つのは少し大変さ。今日は良い仕事ができたけど、最高の状態じゃないのは明らかだった」

感染経路としては、何らかの理由で病原体が手に付着し、それが口に触れることによって症状が出る接触感染や、食物による経口感染などがあるが、ガスリーは一体なぜ感染したのだろうか?

「何度かタコスは食べたよ!地元のフランスで食べるメキシコ料理とは違って、ずっとスパイシーだった。当たり前か。何処で感染したのかは全然わからないんだ。かなり気分が悪くかったけど、今は回復に向かってる」

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