7番手ピエール・ガスリー「今回のトロロッソ・ホンダはかなり有望!」F1メキシコGP《初日》
F1第18戦メキシコGP初日プラクティスを7番手タイムで終えたピエール・ガスリーは、エルマノス・ロドリゲスでのトロロッソ・ホンダは「かなり有望」と述べ、予選と決勝に向けて、大きな手応えを得ている事を窺わせた。
ホンダF1パワーユニットを搭載したSTR14はこの日、3強チームに肉薄するかの如き印象的なパフォーマンスを示した。ガスリーは午前のFP1で8番手、午後の2回目のフリー走行では7番手をマーク。チームメイト共々、トップ7につけ、前をいくメルセデスにコンマ数秒差に迫った。
チーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズは「予想以上の出来。マシンバランスはFP2に向けて改善したが、ショートランではまだタイムを縮められる」と語り、予選でもこのレベルのパフォーマンスを発揮させるために、引き続き作業に取り込んでいくと意気込みを覗かせている。
メキシコでのトロロッソ・ホンダはかなり有望!
ピエール・ガスリーFP2: 7位, FP1: 8位
凄く良い金曜日だった! クルマは最初からかなりフィーリングが良かったし、FP1からFP2にかけて、更に大きくステップアップできたと思う。特にミディアムタイヤを履いた僕らは、セッション全体で速かった。
残念ながら、ソフトタイヤに関しては、ドライバビリティにちょっとした問題があったせいで改善できなかったけど、ペースがあるのは分かっているし、まだ改善できる余地がある。全体的に見て、今回のメキシコGPでの僕らはかなり有望に見えるね。
明日もこの速さを維持して更に良いパフォーマンスを見せられるように、今夜は頑張って仕事に取り組むつもりだ。
初日をトップで締め括ったのはセバスチャン・ベッテル(Ferrari)。2番手マックス・フェルスタッペン(Red Bull)を0.115秒差で退けた。3番手には0.465秒遅れでシャルル・ルクレール(Ferrari)が続いた。
2019年F1メキシコグランプリ3回目のフリー走行は、日本時間10月26日(土)24時から25時まで、公式予選は同27時から1時間に渡ってエルマノス・ロドリゲス・サーキットで開催される。