セルジオ・ペレス、マルコ発言に「一切」腹立てず…謝罪受け入れ
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ヘルムート・マルコの物議を醸した発言についてセルジオ・ペレス(レッドブル)は、個人的な関係を通して人柄を知っているため差別の意図があったとは考えておらず「一切腹を立ててはいない」として、謝罪を受け入れた事を明らかにした。
同じRB19をドライブするマックス・フェルスタッペンに対してペレスが一貫性を欠いている一因としてマルコは民族性に言及し、ソーシャルメディア上での広範な非難を経て、その「侮辱的な発言」について謝罪した。
英「AUTOSPORT」によるとペレスはF1シンガポールGPの開幕に先立ち、マルコから個人的な謝罪を受けた事を明かした上で、例の発言を不快に感じてはいないと語った。
「彼とは個人的に話をした。彼は謝罪した。僕にとってはそれが何より大事な事だった。だからこれでおしまいだ」
「あの手のものを見ると、ある種の気分になるものだけど、彼との間の個人的な関係から、ヘルムートがそういうつもりで言ったわけじゃないと分かってる。彼の謝罪を受け入れた」
「正直に言って、個人的には全く腹を立てちゃいない」
「僕がメディアに何を言おうが、彼がメディアに何を言おうが、それは僕らの交わしている会話とは違うんだ。いずれにしても僕らは良い関係を築いているし、それがそういう事とは関係ないことも分かっている」
「ヘルムートは僕に謝罪した。誰だって間違いを犯す事があるわけで、僕にとって何よりも重要なことは、彼の個人的な謝罪を受け入れたって事だ」
「このあと、メディアや公の場で何が起きたとしても、それは僕の手に負えるものじゃない。僕にとって一番大切なのは人間関係だ」
「コース外でもコース上でも、僕らはしょっちゅう話をしている。お互いにほとんど毎週末会っているからね」
「彼は自分の考えを話してくれると思う。ヘルムートがメディアや世間一般、そしてドライバーに本当に率直である事は理解されているところだと思う。要するにそれが彼なんだ」