ランド・ノリス、2026年F1ベルギーGPで10グリッド降格へ

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ランド・ノリスが、2026年F1第10戦ベルギーGPで10グリッド降格ペナルティを受ける見通しとなった。マクラーレンは1号車MCL40に、今季4基目となるコントロール・エレクトロニクス(PU-CE)を搭載する。

CEは、マシンのハイブリッド・システムを管理する電子機器だ。1シーズンに使用できるのは3基までと定められており、4基目以降の投入はグリッド降格の対象となる。土曜の予選順位にかかわらず、ノリスは日曜の決勝を11番手より前からスタートすることはできない。

相次ぐCE故障で年間上限に到達

ノリスは今季、パワーユニット(PU)関連の問題に繰り返し見舞われてきた。中国GPでは今季1基目のCEに修復できない不具合が発生し、決勝をスタートできなかった。

続く日本GPで投入された2基目は、フリー走行でのトラブルを受け、修復作業のために取り外された。これによりマクラーレンは、シーズン3戦目にして早くも年間の割り当て上限となる3基目を開封せざるを得なくなった。

その2基目は日本GP後に修復されたものの、モナコGPのフリー走行2回目(FP2)で再び致命的な問題が発生し、使用枠から外された。

こうしたトラブルはマクラーレンに限らず、ウィリアムズやワークスチームを含むメルセデス製PUを使用する陣営で繰り返し発生してきた。

追い越しやすいスパで降格を消化

今季中の4基目の投入が避けられないなか、マクラーレンは、どのレースで降格ペナルティを受けるかを慎重に検討。選ばれたのがスパ・フランコルシャンだった。

マクラーレンは、比較的オーバーテイクの機会が多いこのコースを、続くハンガロリンクやザントフォールトよりも、ペナルティを受けるうえで有利だと判断した。スパであれば、順位を挽回する余地が大きいという読みだ。

マクラーレンは、さらなるグリッド降格のペナルティを避けるため、この4基目を残りのシーズンを通じて使い続ける計画だ。

一方でチームメイトのオスカー・ピアストリは、2基目のPU-CEにとどまっているため、スパで新スペックに交換しても降格ペナルティが科せられることはない。

2026年パワーユニット通季投入状況
Team Driver ICE TC EXH MGU-K ES PU-CE PU-ANC
マクラーレン・メルセデス O.ピアストリPIA 2 2 2 1 2 2 3
L.ノリスNOR 2 2 2 2 3 3 4
メルセデス G.ラッセルRUS 3 3 3 2 3 3 5
A.K.アントネッリANT 3 3 3 1 3 3 4
レッドブル M.フェルスタッペンVER 2 2 2 2 2 2 3
I.ハジャーHAD 4 4 4 2 4 4 4
フェラーリ C.ルクレールLEC 3 3 2 3 3 3 3
L.ハミルトンHAM 3 3 2 3 3 3 4
ウィリアムズ・メルセデス A.アルボンALB 3 3 3 2 3 3 4
C.サインツSAI 3 3 3 2 2 3 4
レーシングブルズ・RBPT A.リンブラッドLIN 2 2 2 2 2 2 3
L.ローソンLAW 2 2 2 2 2 2 3
アストンマーティン・ホンダ L.ストロールSTR 3 3 3 3 5 5 5
F.アロンソALO 3 3 2 4 4 4 6
ハース・フェラーリ E.オコンOCN 3 3 2 3 3 3 4
O.ベアマンBEA 3 3 3 3 3 3 3
アウディ N.ヒュルケンベルグHUL 3 3 3 3 1 1 4
G.ボルトレートBOR 2 2 2 3 2 3 3
アルピーヌ・メルセデス P.ガスリーGAS 3 3 3 1 2 2 3
F.コラピントCOL 3 3 2 2 3 3 3
キャデラック・フェラーリ S.ペレスPER 2 2 2 3 2 2 3
V.ボッタスBOT 3 3 2 3 2 2 3

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