
“ほぼ眠らない天才”ニューウェイ「午前2時ですら…」デ・ラ・ロサ驚嘆―ホンダ搭載の2026年F1マシン開発に没頭
アストンマーチンF1のチームアンバサダー、ペドロ・デ・ラ・ロサによると、エイドリアン・ニューウェイは2026年仕様のAMR26の開発において、1秒たりとも時間を無駄にしたくないようだ。
レッドブルで数々の成功を収めた“F1史上最も偉大な天才デザイナー”は、今年3月にマネージング・テクニカル・パートナー兼株主としてアストンマーチンに合流。以降、その驚異的な情熱はチーム全体を刺激し、5つのチームで107戦を戦った54歳の元F1ドライバーをも驚かせている。
Courtesy Of Aston Martin Lagonda Limited
アストンマーチンのガレージに立つアンバサダーのペドロ・デ・ラ・ロサ、2025年F1イタリアGP
スペインの専門メディア『SOYMOTOR』によると、デ・ラ・ロサは「彼は本当によく働いている…まあ、1日24時間ずっとというわけじゃないよ、だって眠るからね。でもほとんど眠らない。それは保証できる。本当に驚異的だ。信じられないよ」と明かす。
「いつファクトリーに行っても、誰がどの時間に行っても、彼はオフィスに籠もってるんだ。たとえ午前2時だってね」と強調し、新しいプロジェクトへの献身ぶりを強調。その姿勢はチーム全体の士気を高めているという。
「“エイドリアン・ニューウェイ効果”はマーケティング効果なんかじゃない。それは仕事による効果であり、インスピレーションを与えるものだ。若い世代を刺激し、鼓舞している。誰もが彼と一緒に働くことに興奮しているんだ」と強調した。
巨額投資を続けるオーナー、ローレンス・ストロールの野心的な構想に加わったニューウェイは、アストンマーチンにとって最高水準の戦力強化にほかならない。
ニューウェイが注力するのは、2026年に導入される新レギュレーション対応マシンだ。搭載されるのは、彼がレッドブルで成功を共にしたホンダの次世代パワーユニット。ルール変更の局面を最大限に活かすことに長けたニューウェイは、アストンマーチンの未来を大きく切り拓こうとしている。
デ・ラ・ロサは「ニューウェイがこのチームに来たのは将来性を見ているからだ」と語る。ローレンス・ストロールが風洞設備やCFD(数値流体力学)に巨額投資を進めている点に言及し、「実を結ぶまでに何年もかかる投資もあるが、ポテンシャルは確かにある。それを来年、証明するつもりだ。そしてそのための動きはすでに始まっている」と言葉を結んだ。