レースを終えてシルバーストン・サーキットの観客に手を振るブラウンGPのジェンソン・バトン、2009年6月1日F1イギリスGP
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ホンダ撤退の逆風経てF1制覇のブラウンGPがテーマの新ドキュメンタリー、ディズニープラスで配信へ

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2009年のF1世界選手権を制したブラウンGPをテーマとする4部構成の新たなF1ドキュメンタリー・シリーズ「Brawn:The Impossible Formula 1 Story」がディズニープラス(Disney+)で配信される。

英国ブラックリーのチームはホンダのF1撤退に伴い存続の危機に立たされるも、当時チーム代表を務めていたロス・ブラウンによって「1ポンド」で買い取られ、「ブラウンGP」として辛うじて2009年のグリッドについた。

当初はヴァージンとヘンリ・ロイドの2ブランドしかスポンサーがなく、まっさらな車体が痛々しかったものの、ホンダ用に設計されながらもメルセデスエンジンが積まれた「BGP001」は8勝をマーク。ジェンソン・バトンが初のワールドタイトルに輝くという劇的なシーズンとなった。

センセーショナルなドラマと共にF1の歴史に名を残したブラウンGPは2010年を前にメルセデスに売却された。

ディズニープラスからのアナウンスはまだないがバトンはSNSを通じて、この新しいF1ドキュメンタリーが「まもなく」リリースされると明らかにした。ロス・ブラウンに焦点を当てた作品となるようだ。

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なお、本ドキュメンタリー番組では、映画「マトリックス」や「ジョン・ウィック」の主演で知られるハリウッドの人気俳優、キアヌ・リーブスがホストを務めるものと見られている。

番組収録のためと思われるが、レッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表は8月30日(火)、英国ミルトンキーンズのファクトリーにキアヌ・リーブスが訪れた事を明かし、「エキサイティングな企画が進行中だ。こうご期待!」とSNSに投稿した。

近年の高まる人気を背景に、定額制ビデオ・オン・デマンド・サービス事業各社はこぞってF1番組の製作に参入している。

特にNetflixの「Drive to Survive(邦題:Formula 1: 栄光のグランプリ)」は世界的に支持を得ており、ラスベガスを加えて来季より3レースへと拡大される米国でのF1市場の拡大に多大な貢献を果たしたとされる。