公式プレスカンファレンスに出席したレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペン、2022年3月10日F1バーレーンテスト
Courtesy Of Red Bull Content Pool

NetflixのF1ドキュメンタリーは「シーズン1で終わった」とフェルスタッペン、引き続き協力拒否

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2021年シーズンのF1の舞台裏に迫るNetflixの「Drive to Survive(邦題:栄光のグランプリ)」の配信が本日3月11日(金)に開始されたが、マックス・フェルスタッペンは今年も同人気ドキュメンタリーの撮影に協力しない。

フェルスタッペンは以前、同シリーズのインタビューに応えた際にそのコメントが無関係の文脈で使われるなど「色んな事がでっち上げられた」として、シーズン3の撮影協力を拒否していたが、その考えは今も変わっていない。

「気持ちは変わらないよ」と24歳のオランダ人ドライバーは語った。

「シーズン1が終わったところで既に破滅したんだと思う。僕は浮ついたヤツじゃないし、とにかく事実を伝えてほしいと思っている。煽ったようなインチキは嫌なんだ」

「もちろん、Netflixにとってああいうのが必要なのは分かるし、みんなが好きなのも分かるけど、僕には合わないんだ」

今年新たにマイアミGPを追加するなど、特にアメリカにおけるF1人気はうなぎ登りで、「Drive to Survive」は市場拡大の重要なファクターを担っているとみなされている。

事実、ウィリアムズのヨースト・カピートCEOは同ドキュメンタリーなくしてアメリカでこれほどの人気はなし得なかったとの考えを示し、マクラーレンのザク・ブラウンCEOは特に若いファン層の開拓という点でF1の視聴者拡大に貢献したと称賛している。