MotoGP:HRCと中上貴晶が契約更新に合意、2024年もLCR Hondaから参戦
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中上貴晶が2024年も引き続き「LCR Honda IDEMITSU」からロードレース世界選手権(MotoGP)の最高峰クラスに参戦する事が発表された。
株式会社ホンダ・レーシング(HRC)は2023年9月19日(火)、中上貴晶との2024年の契約に合意したことを明らかにした。
HRCの渡辺康治代表取締役社長は「最高峰のMotoGPクラスで、来シーズンも引き続き中上貴晶選手と共に戦えて、とてもうれしく思います」との談話を発表した。
「今シーズンは、これまでにないほどの厳しいシーズンですが、このような状況においても中上選手ならびにHondaを応援くださっているファンの皆様に、感謝の気持ちを伝えしたいと思っております」
「1日でも早くファンの皆様の期待に応えられるように、HondaおよびHRCが一丸となり、現状を打破したいと思っています」
また中上貴晶は「ここまで大変厳しい状況が続いており納得がいく結果を残せておらず、応援いただいているファンの皆様に申し訳ない限りでしたが、この報告を皆様にできたことは、自分自身にとってもうれしい限りです」と語った。
「来週は日本GPが開催されますので、ファンの皆様のご声援をエネルギーに変え全力で挑みたいと思います。少しでも上位でフィニッシュし、それをきっかけに、来シーズンにつなげられたらと思っています」
「最後になりましたが、日頃よりサポートしていただいている出光興産株式会社様、ならびにHonda様に改めて御礼を申し上げます」
中上貴晶は2012年にFIMロードレース世界選手権のMoto2クラスへ初参戦。ホンダが進めてきた世界で活躍するアジア人ライダーを育成する取り組みの一環として、2014年からは「IDEMITSU Honda Team Asia」より参戦し、2018年には最高峰クラスであるMotoGPクラスに昇格。6シーズン目を迎えてMotoGPクラス通算95戦を誇る。