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対照的なキャリアのドライバーを擁するウィリアムズ、フェリペ・マッサにとっては15回目のF1モナコGPとなるが、ランス・ストロールにとっては初めてのモナコとなる。ウィリアムズの2人のドライバーが、25日木曜のフリー走行で幕を開けるF1モナコGPに向けて抱負を語った。
テクニカルディレクターのパディ・ロウは、モナコGPでドライバーに要求されるのは”高度な技術と能力”だとし、多くの経験が必要だと語る。難攻不落のモンテカルロ市街地コースで、18歳の新人カナダ人ドライバーがどこまでやれるのか注目だ。
ウィリアムズF1:モナコGPプレビュー
フェリペ・マッサ
「幅の広くなったマシンでモナコに行くのは初めてだね。ここのコース幅はすごく狭いからうまく適応しないとね。間違いなく難しいと思うけど、モナコはいつだって難しいもんだよ。面白いレースになるだろうし、ここでは何だって起こり得る。スタートグリッドが順位を決めちゃうところがあるから、決勝よりも予選のほうが重要だね。モナコは僕の第2のホームグランプリだから、本当に楽しみにしてるよ!」
ランス・ストロール
「初めてのモナコを楽しみにしている事は言うまでもないよ。友達が何人か見に来てくれるから、コース上でもそれ以外でも特別な週末になると思う。何回かレースを見ているし、コース自体はゲームで知ってるんだ。グランプリの数日前はいつも、コースを頭に叩き込むためにシミュレーターで作業をしてるから記憶は鮮明だよ。エンジニアとのトラックウォークは勉強の場なんだ。初めてのストリート・サーキットだから難しいレースになるのは間違いないけど、チャレンジを楽しむつもりだよ。壁がすごく近いから、ミスはほとんど許されないね。段階的にスピードを挙げていって、これぞって時に本気で攻めることが大事になるよ」
F1モナコGPは5月25日(木)17:00からのフリー走行で幕を開ける。