今季最高成績デ・フリース「励みになった」初の打倒角田、ランキング最下位から脱出
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5月28日(日)に行われたF1第7戦モナコGP決勝で今季最高の12位フィニッシュを果たしたニック・デ・フリース（アルファタウリ）は「励みになった」と述べ、今後に向けて手応えを得た様子を見せた。
角田裕毅は15位に終わり、デ・フリースは6戦目にして初めてチームメイトを上回った。ポイントこそ逃したものの、ローガン・サージェント（ウィリアムズ）を逆転してドライバーズ・ランキング19位に浮上。最下位から抜け出した。
雨のモンテカルロ市街地コースを走るニック・デ・フリース（アルファタウリ）、2023年5月28日F1モナコGP決勝レース
トップ10にかなり接近できて励みになった
ニック・デ・フリース
決勝: 12位
グリッド: 12位
とんでもなく厳しいコンディションの中でのレースだった。
かなりのペースダウンがあったにも関わらず、ラスト7周で突然ペースが戻ったから、雨が降る前のミディアムでの第1スティントに関しては、もう少し上手くやれたかもしれない。
ひょっとするとスティントの序盤にオスカーを攻め過ぎなければ良かったのかもしれないけど、それでも手堅いレースだった。
インターミディエイト・タイヤは最初、温まりが悪くてグリップもなかったんだけど、接触するような事はなく、クリーンに進める事ができた。難しいコンディションだったけど大きなミスもなくフィニッシュできたから満足だ。
それにトップ10にかなり接近できて励みになった。週末を通してチームと共に上手く連携して取り組めたし、良かった点を次のバルセロナで活かしていければと思ってる。
マックス・フェルスタッペン（レッドブル）と並んで歩くニック・デ・フリース（アルファタウリ）、2023年5月28日F1モナコGP決勝レース前
終盤の雨で混乱が生じた2023年F1第7戦モナコGP決勝レースでは、マックス・フェルスタッペン（レッドブル）がポール・トゥ・ウインを飾り、フェルナンド・アロンソ（アストンマーチン）が2位に、エステバン・オコン（アルピーヌ）が3位表彰台に上がる結果となった。
カタロニア・サーキットを舞台とする次戦スペインGPは6月2日のフリー走行1で幕を開ける。