フェルスタッペン「自分に腹が立つ」4セッション連続で最速も肝心な局面でミス
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6日(土)のF1マイアミGP公式予選を9番手で終えたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は「自分自身に少し腹が立つ」と述べ、Q3のクイックラップでミスを犯した事を認めた。
FP2、FP3、Q1、Q2と4セッション連続で最速を記録し、ポール最有力候補と見られていたランキングリーダーは、珍しくも肝心な局面でドジを踏み、あまりに大きな代償を支払う事となった。
Verstappen runs wide on his opening flying lap
No time set ❌
Perez is on provisional pole, Alonso currently P2 😮#MiamiGP #F1 pic.twitter.com/zf7D7121p0
— Formula 1 (@F1) May 6, 2023
ポールを争う最終ラウンド。フェルスタッペンは挙動を乱した事で最初のアタックを中断。ノータイムで2セット目のランに望んだが、シャルル・ルクレール(フェラーリ)のクラッシュにより赤旗が振られたため、9番手に留まる結果となった。
ヘルメットを脱いだフェルスタッペンは「限界までプッシュしようとしてミスを犯してしまい、ラップを中止せざるを得なかった」と振り返った。
「その結果、赤旗が出ない展開を祈り、運に身を任せる事になったけど、ここはストリートサーキットだから当然、起こり得る。兎に角、自分自身に少し腹が立っている」
マイアミ・インターナショナル・オートドロームはオーバーテイクが比較的容易ではあるものの、今年は2箇所のDRSゾーンが75m短縮された。
フェルスタッペンは「難しいレースになるだろうね。でも自分で蒔いた種だから受け入れるしかない」とする一方、目指すは「最低でも2位」だと語った。
ランキング首位のフェルスタッペンに6ポイント差で迫る僚友セルジオ・ペレスはポールポジションに着く。
2023年F1マイアミGP予選はシャルル・ルクレール(フェラーリ)のクラッシュにより赤旗終了を迎える結果となり、セルジオ・ペレス(レッドブル)がポールポジションを獲得した。
決勝レースは日本時間5月8日(日)28時30分にフォーメーションラップが開始され、1周5,412mのマイアミ・インターナショナル・オートドロームを57周する事でチャンピオンシップを争う。レースの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。