メキシコ国旗を手に観客の声援に応えるレッドブル・ホンダのセルジオ・ペレス、2021年11月7日F1メキシコGP決勝レースにて
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F1メキシコGP、3年契約で合意…2025年までカレンダー残留

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FIA-F1世界選手権は2022年10月27日、2025年までのメキシコGPの開催についてメキシコシティ政府およびレースプロモーターのインターアメリカン・エンターテインメント・コーポレーション(CIE)社と合意したと発表した。

F1メキシコGPは2015年の復帰以来、極めて高い人気を博している。母国出身のセルジオ・ペレス(レッドブル)の活躍を見ようと、今年も3日間を通して35万人のファンが参加するものと見込まれている。

エルマノス・ロドリゲス・サーキットのスタジアムセクションで観戦するファン、2021年11月6日F1メキシコGPにてCourtesy Of Pirelli & C. S.p.A.

エルマノス・ロドリゲス・サーキットのスタジアムセクションで観戦するファン、2021年11月6日F1メキシコGPにて

3年の契約延長についてF1のステファノ・ドメニカリCEOは「この新たな契約のもと、メキシコシティで更に3年間に渡ってレースを継続できると発表できて本当に嬉しく思う」と述べた。

「ここでは毎年、多くの熱狂的なファンが集まり、レースは素晴らしい雰囲気に包まれる。このニュースには誰もが興奮することだろう」

「F1継続への取り組みとこれまでのイベントの成功に関して、メキシコシティのクラウディア・シェインバウム市長とアレハンドロ・ソベロン(CIE社長)、そして彼のチームに感謝したい」

復帰後のメキシコGPは新型コロナウイルスの大流行により施設が一時的に病院として使用された2020年を除き、毎年レースが開催されている。

この間に生み出された経済効果は24億4,300万ドル(約3574億円)以上におよび、5万7,080人の雇用を創出している。

2022年のF1メキシコGPはシーズン第20戦として、現地10月28日から31日にかけてエルマノス・ロドリゲス・サーキットで開催される。

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