ピエール・ガスリー、トップ6連発「前向きな材料が豊富」更なるパフォーマンス向上に自信
アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは11月5日(金)に行われた2021 F1第18戦メキシコGP初日の2回のプラクティスで共にトップ6に入れ込み、高い競争力を見せつけた。
チーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズはこの日のガスリーのプログラムについて「通常通りの金曜日プランに取り組み、タイヤについて学びつつコンディションに合わせてセットアップを最適化することに集中した」と説明した。
2日目に向けての課題としては、路面がダーティーであったためマシンバランスが決まり切っておらず、FP3を使って更なる改善作業に取り組む必要があると指摘した。
とは言え、初日に関しては「全体として順調」との事で「パフォーマンスは良く、改善の余地もあるから、決勝で堅実にポイントを獲得できるよう全力を尽したい」と付け加えた。
前向きな材料が豊富にある
ピエール・ガスリーFP2: 6位, FP1: 5位
今日はかなり満足してると言わざるを得ないね。2回のセッションでトップ6に入れたし、これまでのところクルマに前向きな材料をたくさん見出す事ができている。明日に向けて更にパフォーマンスを上げられると思う。
かなり滑りやすい路面は決して歓迎できるものじゃないけど、それでも僕らは相当な競争力を発揮てきているし本当に満足してる。
タイヤの感触がかなり良かった事は決勝レースを考えるとポジティブだ。例年メキシコはハードタイヤにさほど厳しくはない。特に前戦オースティンと比べると尚更にね。
今のところロングランには満足できているし、日曜日に向けて今日の内容を分析していきたい。
初日をトップで締め括ったのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)。2番手バルテリ・ボッタス(メルセデス)をコンマ4秒差で退けた。3番手にはコンマ5秒遅れでルイス・ハミルトン(メルセデス)が続いた。
F1メキシコグランプリ3回目のフリー走行は日本時間11月6日(土)26時から、公式予選は同29時から1時間に渡ってエルマノス・ロドリゲス・サーキットで開催される。