死者の日の必至アイテム「ドクロ」のペイントにチャレンジするメルセデスAMGのバルテリ・ボッタス、2019年F1メキシコGPにて
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ボッタス、タイトル争いは絶望的?事故による損傷酷くシャシー交換の可能性も…F1メキシコGP《予選》

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メルセデスAMGのバルテリ・ボッタスは、F1第18戦メキシコGP公式予選でクラッシュ。最終Q3の最終アタックの最終コーナーでミスを喫した。衝撃は15Gに達し、メディカルセンターで検査を受けたものの、深刻な怪我はなく無事にパドックに戻った。

「幸いにも、バルテリは大丈夫だ」とトト・ウォルフ代表。「だが、クルマの方はダメージを負っており、今は損傷の程度を評価している最中だ。グリッド降格ペナルティにつながるような交換が発生しない事を願うよ」

理論上、ボッタスは唯一、ルイス・ハミルトンのタイトル獲得を阻止できる立場にある。ドライバーチャンピオンシップが佳境を迎える中、ボッタスはメキシコでのレースを終えて、ハミルトンとのギャップを14点未満に抑える必要があるが、サバイバルセルを交換してピットレーンスタートを強いられれば、そのシナリオは絶望的となる。

リスクを負う必要があった

バルデリ・ボッタス予選: 6位, FP3: 3位

あれが理想的な終わり方じゃないのは明らかで、本来ならまずまずの結果で締め括れるはずだったんだ。今日のクルマは感触が良かったし、セットアップ面で一歩前進する事ができたおかげで、スタビリティが改善し、より積極的プッシュできた。

予選はかなりスムーズだった。Q2では計画通りにミディアムで最速タイムを記録した。このコンパウンドは悪くない。より上のポジションを得るためには、Q3の最後のアタックでリスクを負う必要があったんだ。最終コーナーまでは良かったんだけど、コーナーからの脱出の際に若干ワイドに膨らんでダスティーな部分に乗ってしまい、コントロールを失ってウオールにぶつかってしまった。

体は全然大丈夫だけど、僕のせいでガレージのみんなに、今晩余計な仕事をさせる羽目になってしまった。ペナルティを受ける事なしに、決勝をスタートできる事を願うよ。

苛立たしいよ。(クラッシュがなければ)3番手のチャンスがあったんだからね。でも、明日はまた別の日だし、決勝ではタイヤマネジメントが決定的に重要になるはずで、今日とは全く違うストーリーが待ち受けている。どうなるだろうね。僕は全力を尽くすよ。


ポールポジションはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。後ろにはフェラーリの2台が続き、2番手がシャルル・ルクレール、3番手がセバスチャン・ベッテルという並びとなった。

2019年F1第18戦メキシコグランプリ決勝レースは、日本時間10月27日(日)28時10分から行われ、1周4304mのエルマノス・ロドリゲス・サーキットを71周する事で勝敗を決する。

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