ルイス・ハミルトン、2020年までメルセデスAMGに残留…推定年俸56億1700万円
F1に参戦するメルセデスAMGは第11戦ドイツGPを直前に控えた2018年7月19日、ルイス・ハミルトンとのドライバー契約更新を正式発表した。4度のF1ワールドチャンピオンは2020年末まで同チームに残留する。年俸は推定5000万ドル、日本円にして56億1700万円程度とみられる。
2013年にメルセデスに移籍したハミルトンは、シルバーアローで44勝、タイトル3回を獲得。今回の契約更新により、ハミルトンはメルセデスで8シーズンを過ごす事となり、契約満了時には35歳を迎える。
「冬の時点で既に基本的な合意に至っていたから、今回の契約延長は形式的なものなんだ」とハミルトン。「契約書にサインし、こうして発表できて嬉しいよ。いつもの仕事に戻れるのは良い事だからね。僕はこれまでの20年間、ずっとメルセデス・レーシングファミリーの一員だった。このチームよりもハッピーなチームは経験したことがない」
「僕とチームは、コース内外を問わず同じ考え方を持っている。今後もっと多くの勝利を重ね、スリーポインテッド・スターにさらに輝かせる事を楽しみにしてるよ。今後の数年を過ごすのにメルセデスが最適な場所だと確信してる」
「2013年以来、僕らは一緒に本当に多くの成功を味わってきたけど、メルセデスは今まで以上にハングリーだよ。ツェッチェ博士、ダイムラー社の役員、トトやチームマネジメント、そして僕がブリックスワースとブラックリーの通路ですれ違ったことのある全ての人達からそれを感じるんだ」
「僕の情熱的な競争心はグループの全メンバーと共有されている。常に次に向け改善を追い求め、頂点に君臨し続けるためにさらに深く掘り下げる。これからの2年半で何を成し遂げられるか楽しみだ」
メルセデス・ベンツ・モータースポーツ責任者のトト・ウォルフは、契約が今週初めに締結された事を明らかにした上で、今後の更なる成功にむけて自信を示した。「ルイスは歴史に名を刻む偉大なドライバーの1人であり、彼が持つコースレコードがその全てを物語っている」
「彼の物語はメルセデスAMGペトロナスのシルバーとグリーンと共に永遠に語り継がれていく事になるが、この先にもまだ驚くような素晴らしい章が待ち受けている事を心から確信してる」
チームメイトのバルテリ・ボッタスも今季限りで契約が満了を迎えるが、近日中に更新に至るものとみられている。