レース前のグリッド上でチームメンバーと話すローラン・メキーズ(RBフォーミュラ1チーム代表)、2024年7月28日(日) F1ベルギーGP(スパ・フランコルシャン)
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RBメキーズ「6位争いが現実的に」高速のスパでの”良い兆候”を経てベルギーとシーズン前半戦を総括

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高速のスパ・フランコルシャンでの10位入賞を経てRBのローラン・メキーズ代表がベルギーGPを振り返るとともに、VCARBとして再出発を切った最初のシーズンの前半戦を総括し、オランダGPより始まる後半戦への意気込みを語った。

「今週末は全体として、ダニエル、ユーキ、そしてチーム全体が本当に力強いパフォーマンスを見せてくれたし、ジョージのペナルティによって、またポイントを獲得することができた」とメキーズは語る。

「1周目を終えた時点でダニエルは14番手にいたが、最後の数周で9位を失って10位まで盛り返した。今回もまた、中団グループのトップでは激しい戦いが繰り広げられた。スパのような高速コースでもその戦いに加われたことは、残りのシーズンに向けて良い兆候だ」

「ユーキに関しては最後尾からのスタートであったため、通常とは違う作業計画になることは分かっていた。あの場所からポイント圏内に戻るのはほぼ達成不可能なミッションだった。今週末は適切なクルマを彼に提供することができなかったと言って良いだろう」

「最初の1日目の段階から、我々の目標はミッドフィールドのトップで確固たる競争力を発揮することだった。この夏休みは自分たちの立ち位置を見直すのに最適な時間だ」

「我々はシーズン前半で本当に強力なパフォーマンスを発揮してきた。レースごとにパフォーマンスを向上させ、14レース中10レースでポイントを獲得した」

「本当に手強いライバルを相手にコンストラクターズ選手権で6位を争っている。この厳しい戦いはアブダビまで続くだろうが、ファエンツァとビスターのチームは日々強くなっている。次の戦いが楽しみだ」

「夏休みに入る前、そして夏休み明けの最初の数日間に渡って作業に取り組む予定だ。その後は様々なタイムゾーンで行われるシーズン最後の10レースに臨むことになるが、その全てが連戦か3連戦で、次のスタンドアロンレースは来年の5月初めのマイアミまで存在しない!」

「これはF1が世界中で絶大な人気を誇っていることの表れだ。我々はその一員であることを嬉しく思う」

「特にメカニックにとって厳しいスケジュールであることは確かだ。だからこそ、誰もが懸命に働いて新しいVisa Cash App RBプロジェクトを成功裏にスタートさせた後に休暇を取るのは当然の報いと言えるだろう」

また、Instagramの投稿を通してランキング6位争いが「現実的」になってきたとの考えを示すとともに、ファンのサポートに感謝した。

開幕14戦を経てコンストラクターズ選手権6位につけるRBは、7位ハースに対して7点のリードを以てサマーブレイクに入る。角田裕毅はドライバーズ・ランキング12位(22点)、ダニエル・リカルドは13位(11点)でシーズン前半戦を締め括った。


2024年F1第14戦ベルギーGPではトップチェッカーを受けたジョージ・ラッセル(メルセデス)が失格となり、僚友ルイス・ハミルトンが昇格の今季2勝目を挙げた。

F1サーカスはこれより4週間弱のサマーブレイクを迎える。ザントフォールト・サーキットを舞台とする次戦オランダGPは8月23日のフリー走行1で幕を開ける。

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