マクラーレン、世界三大レース全制覇仕様の「MCL60」を公開…F1モナコとスペインに投入
Published:
マクラーレン・レーシングは2023年F1世界選手権第7戦モナコGPおよび第8戦スペインGPで、ランド・ノリスとオスカー・ピアストリがドライブするMCL60に「トリプルクラウン特別リバリー」を施す。
英国ウォーキングのチームは創立60周年記念の一環として、モンテカルロ市街地コースとカタロニア・サーキットでの週末に、世界三大レース制覇の功績を表現したワンオフカラーを採用する。
マクラーレンは1974年にジョニー・ラザフォードがインディ500で、1984年にアラン・プロストがモナコGPで、そして1995年にはJJ・レート、ヤニック・ダルマス、関谷正徳がル・マン24時間レースを勝ち取った。
MCL60のリアはインディ500初優勝モデル「M16C/D」のパパイヤオレンジに、コックピット周りはプロストがモナコを制した際の「MP4/2」のアイスホワイトに、そしてフロントはル・マンを制した「F1 GTR」を称えるブラックに仕上げられた。
今回のスペシャルカラーについてマクラーレンのザク・ブラウンCEOは「三冠達成というモータースポーツ界最大の偉業を成し遂げたマクラーレン・レーシングの素晴らしい歴史を特別なカラーリングで祝えることを誇りに思う」と語った。
なおウィリアムズもF1モナコGPでガルフ・オイルとのパートナーシップに基づくスペシャルカラーの採用を仄めかしており、モナコGPのFP1開始を30分後に控えた26日(金)の日本時間20時に何らかの発表を行うと予告している。