ランド・ノリス、マクラーレンF1と2030年まで契約延長。2031年以降につながる“複数年オプション”も

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マクラーレンF1チームは2026年8月29日(土)、現役F1王者ランド・ノリスとの契約を少なくとも2030年末まで延長したと発表した。チームによれば、この契約には「複数年オプション」が含まれており、ノリスは2031年以降も同チームにとどまる可能性がある。

26歳のイギリス人ドライバーは2017年にマクラーレンのジュニア・プログラムに加入。2019年に同チームからF1デビューを果たすと、2025年には自身初のドライバーズ選手権制覇を成し遂げた。

今季はメルセデスが圧倒的な強さを見せているが、MCL40にアップグレードが導入されるとノリスは、直近のハンガリーGPとオランダGPで2連勝を達成。メルセデス以外のドライバーとして今季初めて複数勝利を挙げている。

「不可欠な存在」と代表、相思相愛で結ばれた新契約

ノリスはすでにマクラーレンのF1ドライバーとして最多となる163戦の出走記録を持っており、今回の新たな契約によって、その数字をさらに伸ばすことになる。

「マクラーレンは僕のホームだし、少なくとも2030年までこのチームに残るための新しい契約を結べたことを本当に嬉しく思う」とノリスは語った。

「9年前にこの旅を始めた時、自分が達成したい目標ははっきりしていた。マクラーレンをトップに戻し、選手権で勝つことだった。その目標は達成したけれど、僕らはもっと上を目指している。勝ち続けたいし、チームとしてそれを成し遂げられる力があることも分かっている」

「今季の残り、そしてその先の数年間にわたって、僕らにどんな未来が待っているのか本当に楽しみにしている」

マクラーレンのチーム代表アンドレア・ステラは、ノリスはチームの成功にとって「不可欠」な存在だと評価した。

また、マクラーレン・レーシングのCEOザク・ブラウンは、ノリスと歩んできたこれまでの道のりに言及し、「世界最高レベルの才能を見いだし、育成し、そして支援するという我々の取り組みを示す素晴らしい例だ。彼が残してきた実績がすべてを物語っている」と述べた。

ハミルトン以来の快挙、2025年の戴冠マシンを贈呈

今回の契約発表と併せてマクラーレンは、ノリスが2025年のF1王座を獲得した際に駆ったMCL39をノリスに贈呈すると発表した。

2025年のタイトルはマクラーレンにとって、ルイス・ハミルトンが制した2008年以来となるドライバーズ選手権制覇だった。

チームメイトのオスカー・ピアストリは昨年、2028年末まで契約を延長しており、今回のノリスとの新契約によりマクラーレンは、少なくとも今後2年半にわたって現在のドライバー・ラインアップを維持することになる。