カタロニア・サーキットでシェイクダウンを行うマクラーレンMCL35
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マクラーレンF1、新たに14名が新型コロナウイルス感染の疑い

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マクラーレン・レーシングは13日、現地保健当局の指示に従って、新たに14名のチームメンバーを滞在先のホテル内で自己隔離した事を明らかにした。この14名は、前日に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の陽性反応が出たチームメンバーと濃厚接触していたという。

これら14名のチームメンバーに関してマクラーレンは、チームの上級職員が今後14日間に渡って続く検疫期間中の支援にあたるとしている。更に他のチームメンバーが疑わしい症状を発症した場合は直ちに検査を実施して、チーム内の規定の手続きに従って自己隔離すると説明した。

マクラーレンは12日夜、チームメンバーの感染が確認された事を受けて、アルバート・パーク・サーキットで開催予定であったF1オーストラリアGPへの参戦取り止めを発表。その翌日の現地午前10時には、主催者側からイベント全体の中止が発表された。マクラーレンは「イベント中止決定を全面的に支持する」と表明した。

チームは今後、パドック内で撤収作業に取り組み、その後本拠地イギリスへの帰路につくが、予防措置として英国到着後14日間はマクラーレン・テクノロジー・センターへの立入を禁止する。

現時点で第2戦バーレーンGPは、無観客レースとして3月22日に決勝レースが行われる予定だが、少なくとも14名ものレースチームメンバーを欠く事となったマクラーレンが参戦出来るかどうかは不透明だ。

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