ルノーF1、マクラーレンへのセルゲイ・シロトキン貸出契約に合意
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ルノーF1チームは第8戦フランスGP初日を迎えた6月21日、マクラーレン・レーシングとの間で、リザーブドライバーを務めるセルゲイ・シロトキンの貸出契約に合意した事を明らかにした。
この契約により、ランド・ノリスかカルロス・サインツが怪我や病気など、何らかの理由によってレースウィークのセッションに参加できない場合、マクラーレンはシロトキンをリザーブドライバーとして起用し、代走させる事が可能となるが、両チームに欠員が生じた場合は、ルノーに優先権が与えられる。
事実上、両チームのリザーブを兼任する格好となるため、シロトキンは2019シーズンのF1世界選手権の残りの週末全てで現地入りする事になる。昨シーズン限りでウィリアムズのF1シートを喪失したシロトキンは、今季SMPレーシングからWEC世界耐久選手権に参戦する傍ら、ルノーのリザーブドライバーを務めていた。
マクラーレンF1チームのアンドレアス・ザイドル代表は、今回の契約はまたとなく都合の良い解決策だと説明した。
「これは2019年のマクラーレンにとって都合の良い解決策だ。セルゲイはF1でよく知られたドライバーであり、出走に必要な必要なスーパーライセンスポイントを持っている」