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体調不良によってF1ハンガリーGP3回目のフリー走行を途中退場したフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)に代わり、元F1ドライバーのポール・ディ・レスタがその代役として予選及び決勝に出場する事が決定した。
マッサは、28日金曜に行われた初日午後のフリー走行を終えて熱とめまいを訴えた。サーキット内のメディカルセンターで診察を受けマッサは、その後予防接種のために市内の病院を訪れていた。検査結果を受けたFIAはFP3及び予選出走を許可したものの、マッサはFP3で12周を走り終えたところでマシンを降りた。
ウィリアムズのサードドライバーを務めているポール・ディ・レスタは、ハンガロリンクでのレースに英Skyスポーツの解説者として同行していた。マッサが2度目の体調不良を訴えた事で、ウィリアムズ首脳陣は急遽ディ・レスタをエンジニアリング・ルームに招集したという。
ディ・レスタは2011年から2013年までフォース・インディアのレースドライバーを務めており、16年からウィリアムズのリザーブドライバーに就任、今季も同職を務めている。ディ・レスタのF1での最後のレースは13年のブラジルGPにまで遡る。