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4月7日午後、フォーミュラ1とセパン・インターナショナル・サーキットは、今季限りでのマレーシアGP終了を正式に発表した。F1マレーシアGPは、2017年を以てその歴史に幕を降ろすことになる。
マレーシアは1999年に初めてF1グランプリが開催されて以降、毎年レースが開催されており今年で19年目を迎える。F1のコマーシャル・ディレクターを務めるショーン・ブラッチェスは「F1ファミリーに別れを告げるのはいつだって悲しいことです」とコメント。20年近くに渡るマレーシアF1ファンの熱心なサポートに感謝の意を述べた。
マレーシアGPの会場となっていたセパン・インターナショナル・サーキットは、エンジン・ブレーキ・タイヤ・ドライバーに極めて厳しいサーキットであり、F1では最も過酷なサーキットとして知られている。また、マレーシアは熱帯に属するため、突然のスコールでレースが荒れることしばしばであり、これまで数々の名勝負の場面となってきた。それだけに、マレーシアGPの終了を惜しむ声は多い。