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ダニール・クビアトに代わってマレーシアGPでF1デビューを果たしたピエール・ガスリーは、初めてのF1マシンにも関わらず、フリー走行の時からチームメイトのカルロス・サインツに引けを取らない走りを見せた。
予選ではQ2に進出し、サインツから僅か0.15秒遅れの15番手と大健闘した。Q2の最後のアタックラップでは、トラフィックの影響で十分にタイヤ温度を上げられなかったため、更に上の結果もあり得たと語る。
公式テストで既にF1マシンを経験済みとは言え、ウィリアムズのランス・ストロールが象徴的であったように、ルーキーたるものミスはつきものであるが、ガスリーは至って”普通に”マシンを操り、あたかも2シーズン目を迎えたドライバーの如くここまでのグランプリを消化した。
初日金曜には雨が降っていた事もあり、ガスリーはウェットでの自信がついたとコメント。決勝ではウェットコンディションになることを祈っている。
F1初レースでは雨を希望
ピエール・ガスリーFP1: 1位, FP2: 1位
今日は良い一日になったと思うし満足してるよ。初めてのF1での予選は特別だから、すごく楽しみにしてたんだ!最善を尽くそうと頑張ったし、3回目のフリー走行から予選の間でうまく改善できたと思うよ。Q1ではマシンは快適だったし、Q2でもベストを尽くしながら学び続けたんだ。満足のいく結果になったよ!
初めてマシンに乗った時は、良い感触しかなかったから正直びっくりしたよ。思い通りのドライビングができたんだ。だから、ベストを出すために兎に角やるべき事に集中しようって思ったんだ。コースに出ていった時には、頑張らなきゃって気持ちでいっぱいだったよ。
今は明日の決勝が楽しみなんだ。小さい時からずっと憧れてた初めてのF1でのレースだからね!本当に良い経験になると思う。明日もステップアップし続けたいよ。セパンの天気を予想するのは難しいけど、金曜の1回目のフリー走行でウェットでの自信がついたから、雨でトリッキーなコンディションはどんと来いって感じさ。ウェットになればもっと面白くなるだろうしね!
最後の開催となるF1マレーシアGP決勝レースは、日本時間10月1日(日)16時からセパン・インターナショナル・サーキットで行われる。