ケビン・マグヌッセン(ハース)、2024年F1オーストラリアGP初日フリー走行
Courtesy Of Haas

ケビン・マグヌッセン、2024年末を以てハースF1を離脱…一方で来季以降も関係維持の意向を示す小松礼雄

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ハースF1チームはF1ハンガリーGPの開幕を翌日に控えた7月18日(木)、現行契約が切れる2024年シーズン末を以てケビン・マグヌッセンがチームを去ることを明らかにした。後任は発表されていないが、エステバン・オコン(アルピーヌ)との契約が噂されている。

2度の在籍期間(2017~20年、2022~24年)を含めて今年、ハースで7年目のシーズンを迎えたマグヌッセンは、僚友ニコ・ヒュルケンベルグが22ポイントを持ち帰る一方、わずか5ポイントに留まっており、今季末限りでの放出が広く予想されていた。

「ハースのみんなに感謝したい。この数年に渡って、このような素晴らしいチームの一員としてレースに出場できたことを誇りに思う」とマグヌッセンは語った。

「当時はF1でのキャリアが終わったと思っていたけど、チームは2022年に僕を再び迎え入れてくれた。ジーン・ハースには特に感謝している。このチームとは素晴らしい時間をともに過ごしてきた。忘れられない思い出だ」

「レーシングキャリアの次の章を楽しみにしているけど、その一方で残りの契約がある間はハースで全力を尽くすつもりだ」

チーム創設2年目のシーズンからハースを支え、チーム史上最高成績を収めた2018年シーズンに2度の5位を含む11回の入賞を記録してドライバーズランキング9位を獲得したマグヌッセンについてチーム代表を務める小松礼雄は、2025年以降も何らかの形で関係を維持する可能性を示唆した。

「コースの内外を問わず、チームにあらゆるものをもたらしてくれたケビンに感謝しています。彼はまさに、我々のドライバーラインナップの基盤であり続けてくれました」と小松礼雄は語る。

「今シーズンはまだ多くのレースが残っています。ケビンと共に何を成し遂げられるのか、楽しみです」

「チームはケビンと特別な関係にあるので、何らかの形で引き続き共に仕事ができる道があればと思っており、近いうちにその答えが見つかることを期待しています。F1における彼の豊富な経験と、我々のチーム運営に関する知識は間違いなく、我々の成長と発展に役立つものです」

31歳のデンマーク人ドライバーは通算175戦の内の135回を同チームで戦ってきた。2016年にF1初参戦を果たしたハースにとってマグヌッセンは、同チームに最も長く所属したドライバーである。

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