ロバート・クビサ、F1スペインGP他、複数のFP1で走行を担当!「チームのために最高の仕事をする」
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ウィリアムズ・マルティーニ・レーシングのリザーブドライバーに就任したロバート・クビサが、2018年シーズンの複数グランプリのフリー走行1で出走する事が判明した。2月15日、イギリス・ロンドンで開催された新車「FW41」の発表会で明らかにされた。
クビサがステアリングを握るのは、5月の第5戦F1スペインGPと6月末の第9戦オーストリアGP、これに加えてもう一つのグランプリでFP1走行を担当する。グランプリ週末に復帰するのは実に7年ぶりとなる。発表会に姿を見せたクビサは次のように述べた。
「2011年とは別の役割でF1に戻ることになったけど、僕の心は常にF1パドックとともにあったし、新しい役割を楽しみにしてるんだ。以前自分がいた場所に戻ってくるのは何とも不思議な感じだね。時には、自分の人生の様々な瞬間と共に、色んな感情が蘇る場面もあるだろうね」
「やるべき事は多いし、レースの数も多いから、タフなシーズンになるだろうね。僕にはチームのために最高の仕事をしなきゃならない義務がある。でも、やってやるつもりだよ!」
クビサ最後のF1公式セッションは、5位入賞を果たしたルノー時代の2010年のアブダビGP以来。その数ヶ月後、ラリー競技中の悲惨なクラッシュによって、クビサのシングルシーターでのキャリアは道を絶たれた。
フェリペ・マッサの引退に伴い、マーケットに出たウィリアムズのシートを獲得を目指していたクビサは、ロシアのレーシングチーム「SMPレーシング」からの22億円以上とも噂される多額の支援を受けるシロトキンに敗れ去り、F1復帰の夢が閉ざされた。